Steed VSE/VLX/VCL - 1996.01

STEED VSE/VLX/VCL
Steed VSE/VLX/VCL
 
外観・デザイン

 STEED・VLX(400/600)/VCL/VSEともに外観・デザインは、ヘッドパイプ部から後輪の車軸部までを一直線に見えるようにレイアウトし、繊細なフィンを持ったVツインシリンダーのパワーユニットを三角形のシルエットで抱え込む構成としたデルタシェイプデザインを基調に、ティアドロップ型フューエルタンクや、スリムな右出し2本マフラーなど、高品位パーツを配しながら、「SPIRIT OF THE PHOENIX」を具現化するものとしています。

STEED・VSE
 STEED・VSEについては、ラグジュアリーイメージのSTEED・VLX(400/600)、シンプルイメージのSTEED・VCLに対し、より一層のワイルドさと力強さを演出するスタイリングとライディングポジションを求め、フューエルタンク、シート、サイドカバー、リアフェンダーはあえてインテグレートせず、独立した存在感を際だたせる造り込みとしました。
 また、STEED・VSE専用デザインの跳ね上がり気味のリアフェンダー、新形状のダブルシート、サイドカバー、グラブバー、ニュータイプの幅広ハンドルバー、テールライト廻りのデザイン処理など、随所にワイルド感を主張するこだわりを注ぎ込んでいます。

リア

 足廻りは、リアホイールにSTEEDシリーズとして初めて、全面切削加工を施した質感の高いディッシュタイプのアルミホイールをチューブレスタイヤと組み合わせて採用したほか、フロントブレーキディスクのハブ部をソリッドタイプとするなど、ワイルド感を追求したものとしています。
 さらに、リアホイール・ドリブンスプロケットダンパーラバーの硬度を見直すことで、より鼓動感を感じられる走行フィーリングとしています。
 ライディングポジションは、新形状のダブルシート、ニュータイプハンドルバーの採用と相まって、ワイルドイメージを強調する新たなポジションとしています。

平面図
ライディングポジション比較
ライディングポジション比較


 カラーリングは、スターライトシルバーメタリック×ブラック、ブラック×マグナレッドの2パターンとし、フューエルタンクの力強さと熱き心を表現するニューグラフィックパターンを採用しています。

STEED・VLX(400/600)/VCL/VSE
STEEDシリーズ全車にワイルドでカスタムスピリット溢れる立体エンブレムを採用し、一層高品位感を漂わせるものとしています。

STEED・VLX(400/600)
バックレスト内部の書類収納スペースに樹脂製マニュアルボックスを新設しました。




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