〈PGM-イグニッションII〉
点火システムは、エンジンの回転数やアクセル操作の開度と速度を検知・演算し、最適点火時期を設定できるマップコントロール・デジタル点火システム(PGM-イグニッション)に、新たにフロントとリアのシリンダーの点火時期を独立して演算し、それぞれの燃焼室に、より適切な点火タイミングの設定と供給を可能にしたPGM-イグニッションIIを採用しました。
この結果、
●アイドリング安定性
●パーシャル時の不整燃焼の低減
●中〜高速域のアクセルレスポンス
を向上させている。
また、急激なスロットル操作時に進角補正を行なうワープ点火も、ワープサイクルを16サイクルから32サイクルに引き伸ばすと同時に、ワープ領域回転数も2,000rpm〜5,000rpmから1,000rpm〜11,500rpm間へと拡大し、ほぼ全域でワープ点火が可能となり、過渡状態での燃焼効率を高め、スロットルレスポンスを向上させています。 |