いま、250ccスポーツ車市場が脚光をあびています。 |
オンロードスポーツに新しい世界をつくるCB250RSの発売にあたって、まず、最近活況を呈してきたスポーツ車とくに250ccクラスの市場を見てみましょう。 |
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昭和51年からファミリィバイクが爆発的に普及し一般家庭にもオートバイの良さが認知され、又アウトドアスポーツブームにピッタリのスポーツ車が伸びています。 |
2 | なかでも、250ccスポーツ車は抜群に伸びています。 |
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250ccスポーツ車はお客さまの趣好に合った機種が豊富にあります。つまり、上級車(400ccなど)の雰囲気をそなえたもの、軽快で取り廻しがよく、走りの良いもの、さらに、オン・オフ両用のものなど、実に性格・用途のバラエティに富んだ機種が各社から発売されております。その意味でも、250ccクラスは、「スポーツ車の原点」といえましょう。
また、使用上では、自動2輪車と同じ扱いで、維持費が安いなど税制、交通規制の面でも優遇され、手軽に楽しめるオートバイとして高く評価され急激に伸びています。なかでもホンダは、このクラスにスーパースポーツ(CB250N)から、オン・オフ両用(XL250S)まで実に個性あざやかな機種を投入、それぞれお客さまに高く評価され、トータルで43.3%のシェアを誇っています。 |
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昭和53年10月末 |
昭和54年10月末 |
軽2輪 |
474,704台 |
498,349台 |
自動2輪 |
321,505台 |
371,715台 |
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(運輸省調べ) |
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