ホンダ新世代・超低燃費テクノロジ− - 1999.07

Technology

ホンダ新世界・超低燃費テクノロジー
 
技術コンセプト

35km/L ホンダの技術をフルに活かして世界No.1の低燃費を実現。
排出ガスもクリーンにして、CO
2の排出量をもっともっと減らしたい、と考えました。

技術コンセプト
矢印
ガソリン車世界No.1の低燃費を実現。
35km/L


驚異的な低燃費と排出ガスのクリーン化を両立した、ホンダIMAシステム。
ホンダIMAシステムは、「エンジンの主動力」と「モーターの補助動力」による 高効率パワーユニットです。他のハイブリッドシステムに比べ、 構造がシンプルなことから、大幅な軽量・コンパクト化を実現。 燃焼効率を徹底的に高めた3気筒1LのリーンバーンVTECエンジンに、 モーターアシスト機構を加えることで、驚異的な低燃費を達成しました。 しかも、新開発のリーンバーン対応NOx吸着型キャタライザーを 採用するなど、排出ガスのクリーン化も達成し、有害物質の低減とCO2の削減を、高次元で両立しています。あくまでもエンジンの高効率化にこだわった ホンダIMAシステムは、1Lの小排気量による極限の燃費と、 低速域でのトルクフルなモーターアシストがもたらす 1.5Lクラスの走りを、同時に実現しています。

車両重量800kg台を達成し超低燃費に貢献する、新骨格軽量アルミボディ。
ボディの軽量化は、低燃費を追求するうえで非常に大きな要素です。 鉄の約1/3の比重という特性を活かし、 新たな成形技術や設計手法によって超軽量で高剛性を実現した、新骨格軽量アルミボディ。 これを基本に、軽量・コンパクトなホンダIMAシステムを搭載することなどで、完成車レベルで800kg台という軽自動車同等の車両重量を可能にしました。 しかも、ホンダ独自の「Gコントロール技術」によって 世界最高水準の衝突安全性能を確保。また、世界初のアルミ再生技術を開発するなど、 多くの価値を持つボディ骨格を完成しています。     

※量産ガソリン車(10・15モードでの社内測定値)




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