ODYSSEY - 1999.12

ODYSSEY
ODYSSEY
安全

G-CON
乗る人みんなを守りたい、
歩いている人も守りたい。

家族みんなが乗れるクルマだから、
乗っている人すべての安全を考えたクルマでありたい。
オデッセイは、この安全思想を、さらに一歩前へ進めました。
乗員はもちろん、歩いている人の安全にもしっかりと配慮する。
人間尊重の発想から開発されたホンダ独自の「Gコントロール技術」をはじめ、
さまざまな安全技術で、
より人にやさしいセーフティに取り組んでいます。

乗員と歩行者の安全を見つめた衝突安全技術「Gコントロール」。
クルマの安全を「人」の側から見つめ、「人」への傷害軽減を第一に考えること。 ホンダはこうした人間尊重の発想から、独自の衝突安全技術「Gコントロール」により、万一の際の衝突時に発生するさまざまな衝撃(G)をコントロールすることで、 乗員はもちろん、歩行者の傷害軽減にも取り組みました。
衝突安全技術「Gコントロール」

世界最高水準の衝突安全性能を実現した「新・衝突安全設計ボディ」。
コンピューター解析やさまざまな衝突テストにより、キャビンの強度と衝撃吸収特性を高次元でバランスさせました。 単に強度だけでなく、衝撃を骨格全体に分散させて受け止めるボディとしています。
●前面オフセット衝突64km/hをクリア
●前面フルラップ衝突55km/hをクリア
●側面衝突55km/hをクリア
●後面衝突50km/hをクリア
「新・衝突安全設計ボディ」
前面オフセット衝突テスト

新しい安全のアプローチ「歩行者傷害軽減ボディ」。
万一の歩行者との衝突の際に、歩行者の頭部傷害を軽減するため、ボンネットまわりに衝撃吸収構造を採用。また脚部への傷害を少なくするよう、バンパーの突出も小さくとどめています。
「歩行者傷害軽減ボディ」説明図
Photo:Lタイプ

室内のルーフサイドやピラーにも衝撃吸収構造を採用。
乗員の頭部への衝撃を軽減します。
衝撃吸収構造
●A-A
A-A図
●B-B
B-B図
●C-C
C-C図

衝突時の展開をよりきめ細かにコントロールする、
運転席用&助手席用i-SRSエアバッグシステム採用。
衝撃を受けた状況をより緻密に検知・判断する作動プログラムを設定したほか、乗員の姿勢がさまざまになりがちな助手席ではとくにデュアルインフレーターを採用。衝撃の大きさによって、2つのインフレーターを同時に点火するか時間差をもうけて点火するかを判断し、エアバッグの展開出力を2段階にコントロールします。
運転席用&助手席用i-SRSエアバッグシステム
写真は説明用に合成したものです。

1列目シートに、「3点式ロードリミッター付プリテンショナーELRシートベルト」を採用。
前方向から強い衝撃を感知すると瞬時にシートベルトを巻き取り、その後一定以上の荷重がかかるとシートベルトを送りだし胸などへの負担を軽減します。
「3点式ロードリミッター付プリテンショナーELRシートベルト」

2列目シートに、「3点式ELR/ALR(チャイルドシート固定のための
自動ロック式巻取機構付)シートベルト」を採用。
※7人乗りタイプの2列目シート中央座席は2点式マニュアルシートベルトを装備。
3点式ELR/ALR(チャイルドシート固定のための

3列目シートに、「3点式ELRシートベルト」を採用。

夜間の視認性を向上させるディスチャージヘッドライト(ロービーム)。
(VG、VZタイプに標準装備。S、M、Lタイプにメーカーオプション)
ガス放電型バルブによる高効率・低消費電力を実現。従来のハロゲンヘッドライトに比べ約2倍という頼もしい明るさを発揮するとともに、配光の広がりや照射距離も大幅にアップしています。 ディスチャージヘッドライト(ロービーム)図



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