2代目オデッセイ。それは、 日本一の「家族のクルマ」を生み出す挑戦でした。

Chapter.1　Road to Momotaro.

すべては、あるひとつの志からスタートしました。

クルマの進化とはなんだろう。 これからの家族のクルマに求められるものとはいったい何なのだろう。 この基本的な問いかけを確認することから、新しいオデッセイの開発は始まりました。 そこには、ある共通した思いがありました。新しいオデッセイを「桃太郎」にしたいという思いです。 目指すは「日本一の家族のクルマ」。世界中からありとあらゆる商品が入ってくる日本で一番になることは、 世界で一番でなければならないことを意味します。 「日本一とは世界一」。そんな思いを込めて、開発コードは「NI=Nippon Ichiban」と名づけました。 そして、「桃太郎」の鬼退治とは、ミニバンの殻を破り、新しい世紀を疾走するにふさわしい「家族のクルマ」を作ること。 日本からパリへと場所を移して進められたスタッフ会議。企画に当たり、日本という枠をあえて外してみることで、 これまで気づかなかったいくつかのことが見えてきました。 潤いのあるウォームなテイストのインテリアにしたい。ひとの手が触れる所にはもっと気を配った方がいいのではないか。 すべての席が艶やかな快適に包まれる空間を作りたい。ドアを開けた途端に感動を提供できるクルマだったらなおいい。 スタッフからこんこんとあふれ出る思いとアイデア。 それらいまだ具体的なカタチのないたくさんの夢を乗せ、私たちの挑戦はスタートしました。

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