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セダン感覚の走りの良さと上質な乗り心地。
ナチュラルで気持ち良い、高性能メカニズム。 |
ドライバーには爽快な走りを、他の乗員には快適な乗り心地を。オデッセイは、このセダンと同じ発想のもと、メカニズムに磨きをかけました。高出力でクリーン&エコノミーな2.2L
SOHCエンジンを搭載し、静粛性やドライブ・フィーリングを向上。また、軽快で頼もしい4WDなど、高感度な走りを実現。同時に、低重心・ロングホイールベースを基本に、4輪ダブルウイッシュボーン・サスペンションの採用など、高水準なシャシーバランスにより、ロール感の少ないきわめて上質なハンドリングと乗り心地を手に入れています。

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Photo:Lタイプ 4WD 6人乗り 運転席用&助手席用SRSエアバッグシステム+ABS+コーナーセンサー&バックソナーはメーカーオプション。 |
高感度走行性能 |
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セダン並みの走りの良さを発揮し、低燃費の2.2L SOHC16バルブエンジン。 |
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オデッセイに搭載した、軽量・高性能2.2LSOHC16バルブエンジン。乗用車としての走りを実現するために、オデッセイ専用にファイン・チューニングを施しました。その結果、セダン並みの走りを獲得するとともに、クリーン&エコノミーで優れた静粛性をも実現しています。
吸排気のバルブタイミングを最適化するとともに、大径デュアルエキゾーストマニホールドを採用することで、高出力、高トルクを獲得しています。また、乗車人員や積載する荷物の重量増に対応するために、スロットルドラムを非線形化。アクセルペダルの踏み込み量とスロットル開度の関係を見直し、ペダル踏み込み量が少ない領域での発生トルクアップを図っています。大勢の人を乗せて市街地を走る際にも、セダン感覚のレスポンスが得られます。
非線形スロットルドラムおよび線形スロットルドラムの発生トルク比較図 |
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排気コンバータを大型化することで排気ガスの浄化性能をアップ。これによりPGM-FIのECUをエコノミー側にセッティングすることが可能となり、軽い車重や空力特性とあいまって良好な燃費を得ています。
ピストンなどの慣性力によって発生する騒音・振動を低減するために、二次バランサー機構を採用。また、大型レゾネーターの採用により低周波吸気音を大幅に低減化し、サイドブランチの吸気音低減効果を全回転域で得られるようにすることで、エンジン騒音を低減しています。しかも、エンジンマウントを電子制御液封マウントとし、アイドル時の騒音や走行時の伝達音・振動を低減するなど、細部にわたるハイレベルな静粛性を確保。さらに、メインサイレンサーを床下中央に配置したことで、排気音の低減化も実現しています。
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2.2L SOHC 16バルブエンジン構造図
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2.2L SOHC16バルブ+PGM-FI
E-RA1 |
総排気量 |
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2,156cm3 |
最高出力(ネット値*) |
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145PS/5,600rpm |
最大トルク(ネット値*) |
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20.0kgm/4,600rpm |
10・15モード走行燃料消費率 |
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10.2※km/L(運輸省審査値) |
60km/h定地走行燃料消費率 |
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16.5km/L(運輸省届出値) |
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※の数値は、車両重量が1,510kg以下の場合の値です。
*「ネット」とはエンジンを車両搭載状態で測定したものです。
●燃料消費率は、定められた試験条件での値です。従って走行条件等により異なります。 |
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