CIVIC TYPE R - 2001.10

CIVIC TYPE R FACT BOOK
CIVIC TYPE R 2001.10.18
Exciting Performance

2.0L DOHC i-VTECの豊かなトルク

小気味よい回転フィールと高出力、低燃費・低排出ガスで定評のある、
新世代2.0L DOHC i-VTECエンジンを搭載。電動パワーステアリングの採用により、
高出力をより効率的に走りへと活かしています。さらに超軽量の鍛造クロモリ(CrMo鋼)
フライホイールを採用。クロスレシオの6速MTとの組み合わせにより、サーキットにおいても
ワインディングにおいてもリニアで突き抜けるような加速フィールを実現しました。

8,400rpmまでの爽快な伸びとリニアな加速を実現
《2.0L DOHC i-VTECエンジン》
VTECによるバルブタイミング・リフト量と、VTC(連続可変バルブタイミング・コントロール機構)によるバルブオーバーラップ/閉じ角制御により、低回転域から高回転域まで豊かなトルクを発生するDOHC i-VTECエンジン。
TYPE R用エンジンとして吸・排気系、回転系を研ぎ澄まし、8,400rpmのレブリミットまで、鋭く伸びのよい加速と、優れたアクセルレスポンスを追求。日常領域からサーキットまで、高次元の走りの楽しさを実現しました。
また、EPS(電動パワーステアリング)の採用により、エンジンのパワーロスを低減しています。
  2.0 L DOHC i-VTECエンジンDOHC i-VTEC

《エンジン性能曲線図》
エンジン性能曲線図
*ネット値。「ネット」とはエンジンを車両搭載状態とほぼ同条件で測定したものです。
《吸・排気系パーツ》
管等長ショートインテークマニホールドデュアルエキゾーストマニホール
サイレンサー排気抵抗を低減一体成形により排気抵抗を低

高性能を追求しながら平成12年排出ガス
規制値を大幅に下回るクリーン性能を実現。
《主なクリーン化技術》
従来のDOHC i-VTECシリーズ同様、TYPE R用エンジンも高度な高回転・高出力化技術を採用しながら、後方排気レイアウトによる触媒の早期活性化、高性能コンバーター等の採用により、先進のクリーン性能を実現しています。
優ー低排出ガス
  主なクリーン化技術

弾丸のように突き抜ける加速感を実現する6速MT
《6速MTカットモデル》
サーキットや日常のワインディングにおいて、ドライバーの意志に忠実かつ圧倒的に爽快な加速フィールを実現するために、6速MTのレシオを徹底追求。エンジンのアクセルレスポンスを向上させる超軽量鍛造クロモリフライホイールとあわせ高次元の加速性を実現しました。
1、2速をトリプルコーン、3〜6速をダブルコーンの全段マルチコーンシンクロとすることで、ショートストロークとしながらもきわめて軽快なシフトフィーリングを実現しました。
また、インパネシフトでの6速MTチェンジフィールを徹底追求。小気味よい操作感で走る楽しさを向上させました。
  6速MTカットモデル6速MTカットモデル

《車速線図とトルクカーブ》 《超軽量フライホイール断面図》
トルクカーブ
フライホイール
材質 CrMo鋼
慣性マス 0.054kgm2
重量 4.7kg

《6速MTの主な仕様》
  TYPE R
変速数 6速(手動)
全幅 360mm
重量(WET) 53.2kg
LSD トルク感応型ヘリカル
クラッチASSY慣性マス 0.085kgm2
シフトフィーリング
向上機構
全段マルチコーンシンクロ
車速感応型リバースギア
セレクト制御
シフト剛性アップ
駆動系NV機構 新クラッチトーション機構
ケース剛性最適化
ギアレシオ 1速 3.266
2速 2.130
3速 1.517
4速 1.212
5速 0.972
6速 0.780
ファイナル 4.764

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