Avancier - 1999.09

AVANCIER
avancier
シルキーコンフォート

高品位な走りと乗り心地を約束。シルキーコンフォート
高性能でありながら、絹のような上質のなめらかさで、
大人たちをもてなす、くつろぎに充ちた走り。
そしてそれが、どこまでも途切れることなくつづくこと。
アヴァンシアがめざしたのは、いわば、エンジンを始動させた瞬間から目的地に至る すべてのシーンで乗る人の心に語りかけてくる、快い走りです。


シルキーコンフォート
Photo:Vタイプ メーカーオプション装着車

トータルマネジメント
走行性能トータルマネジメント

状況変化に強い走りを、すべてに求めた、走行性能トータルマネジメント。
アヴァンシアでは、走行性能を決定するそれぞれのファクターを絶対値レベルで高めるだけでなく、状況の変化にかかわらず、静かさ、乗り心地、走行安定性そして制動力などあらゆる側面において、それぞれのポテンシャルを一貫して発揮しうる走行性能を獲得しました。
発進する、加速する、クルージングする、そして減速する。
そうした実際のドライビングの流れに即して、総合的にパフォーマンスを磨いています。
《トータルマネジメント対応の代表項目》
【静かさのために】
 ●ロードノイズの低減
 ●エンジン透過音の低減
 ●風切り音の低減
【快適な走りのために】
 ●スムーズで力強い発進・加速性能
 ●しなやかな乗り心地
 ●リニアで応答性の良い操舵フィール
【安心感に充ちた走りのために】
 ●高速道路での直進安定性/横風安定性
 ●乗車人数、積載に応じた減速性能


エンジン
高品位をひときわ磨きました。アヴァンシアは、2つのVTECエンジン。
そのめざす走りの出発点に、ホンダは、V6 3.0Lと2.3Lの、2つのVTECエンジンを選びました。
独自の可変バルブタイミング・リフト機構がもたらす全域高性能。そこには、“シルキーコンフォート”のコンセプトに合致する、安定したポテンシャルがそなわっています。そして、その卓越したエンジン技術をベースに、さらに高出力化、低燃費化、静粛化、そして排出ガス内の有害物質の低減などを追求。そうしてトータルに磨きあげた、高品位なエンジン性能こそ、アヴァンシアの走りの基本となるものです。
なめらな加速と力強いトルク、そして圧倒的な静かさ。V6 3.0L VTECエンジン。
VTEC機構に加え、吸気充填効率を高める共鳴慣性過給構造を採用することで、全域で優れた吸気特性を発揮し、スムーズでトルクフルな力強さを獲得しています。
共鳴慣性効果を最大限に生かすため、共鳴付高慣性インテークマニホールドを採用。さらに、共鳴慣性の切り換えを電動式として信頼性を高めています。ノックコントロールの採用は高圧縮比を達成し、出力と燃費を向上。
また、パワープラント剛性の向上、集約大型吸気レゾネータチャンバーによる吸気音の低減、制振材付インレットマニホールドカバーによる放射音の低減などにより、静粛性を高めています。
静かさと力強さ、経済性など すべてがバランスされた2.3L VTECエンジン。
シリンダーヘッド、インテークマニホールド、ピストン、カムなどエンジンを構成する主要部品を新設計とし、アヴァンシアに最適なセッティングとしました。VTEC機構と燃焼効率を高めるスワールピストンに加え、ピストンにはフリクションロスを低減する新表面処理を施し、さらに圧縮比も向上。高効率化を達成することにより、高出力・トルク向上を実現しています。
またクランクダンパープーリーの減衰周波数とメインメタルクリアランスを最適化することによりクランク打音を低減し、静粛性を向上。さらに大流量EGR(排出ガス再循環)システムの採用により、有害物質の低減と燃費の向上を実現しました。
V6 3.0L VTECエンジン 2.3L VTECエンジン
最高出力215PS/5,800rpm*
最大トルク27.7kgm/5,000rpm*
10・15モード走行燃料消費率
9.8km/L
最高出力150PS/5,800rpm*
最大トルク21.0kgm/4,800rpm*
10・15モード走行燃料消費率
11.8km/L(Lタイプ)
  10.8km/L(L-4タイプ)
V6 3.0L VTECエンジン 2.3L VTECエンジン
*はネット値。「ネット」とはエンジンを車両に搭載した状態とほぼ同条件で測定したものです。
●10・15モード走行燃料消費率の数値は運輸省審査値です。
●燃料消費率は定められた条件のもとでの値です。従って走行条件等により異なります。



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