ODYSSEY

低床プラットフォームがもたらす、立体駐車場に納まる低全高と、ゆとりの7シート空間。

低全高でありながらも、フロア構造の工夫による徹底した低床設計によって、外見からの想像をはるかに超えるゆとりを確保。従来モデルと比較して全高を80mm低くし、一般的な立体駐車場に入庫可能なサイズとしながら、5mm上回る室内高を実現しました。さらに、エンジンなどのコンパクト化によってショートノーズ化を図り、ボディ全長を10mm短縮しながら、室内長を50mm延長。3列7人がいっそう快適に乗車できるゆとりのキャビンを実現しています。（数値はFF）

低くフラットで張り出しの少ないラゲッジスペース。

コンパクトなリアサスペンションや偏平樹脂製燃料タンク、偏平ツインサイレンサーの採用などによりラゲッジスペースの低床化とワイド化を実現。床面地上高を従来モデルに対して90mm下げ、大きな荷物の積み下ろしもよりしやすくしました。また、ホイールハウスの張り出しを最小限に抑えて有効荷室幅を拡大するとともに、3列目床下格納シートや多彩なシートアレンジによって、最大1,052L^※の大容量ラゲッジスペースを実現。また、AC100V電源を設け、ラゲッジスペースの多彩な使い方を可能としています。※VDA方式によるHonda測定値

電動操作で自動開閉できるパワーテールゲート。（M、Lにメーカーオプション）

キーレスエントリーシステムのリモコン操作やインストルメントパネル上のスイッチ操作で、テールゲートのオートオープン/オートクローズが行えます。テールゲート内側に設けたスイッチでのオートクローズも可能。手動による操作でも開閉できます。また、オートクローズ作動中に、テールゲート両サイドに一定以上の抵抗を感知した場合や、オートオープン/オートクローズ作動中にテールゲートに一定以上の抵抗が加わった場合には、警報とともに作動が反転する機構を備えています。インストルメントパネル上のスイッチは、誤動作防止のためにスイッチを約1秒以上押し続けないと作動しない仕様としています。

作動イメージ

簡単操作で気軽に行える多彩なシートアレンジ。

2列目シートは6：4、3列目シートは新たに5：5の分割可倒式を採用。アレンジの幅を広げています。さらに、電動で格納/復帰ができる3列目シートを設定したほか、ヘッドレストを外さずにほとんどのシートアレンジが行えるなど、簡便性をより向上。7人乗車のゆとりのキャビンから大容量のラゲッジスペースまで自在に対応する可変空間を実現しています。

フラットに収納。2列目フォールダウンシート。

2列目シートは、フラットに収納できるダブルフォールダウン機構を採用。操作は、ヘッドレストを外す必要もなく、レバー操作も1度だけで完了します。また、シートスライド量は320mmのゆとりを持たせ、3列目シートの乗降性を向上しています。

操作手順

スイッチ操作のみで格納/復帰が行える、3列目電動床下格納シート。
（Lに標準装備/M、Absoluteにメーカーオプション）

従来から好評の3列目シートの床下格納機構を電動化。スイッチ操作のみで格納/復帰ができる簡単操作を実現しています。さらに格納時には、2列目シート裏に備えたカーゴボードを広げることで、より大きなフラットスペースに拡大できます。なお、S、M、Absoluteには手動式の床下格納シートを標準装備しています。

操作および作動

シート格納時
1.	ヘッドレストを下げて前に倒し、格納側のスイッチを押す（作動完了まで押し続ける）。
2.	シートバックが前に倒れ、折りたたまれた状態のまま、後ろ（格納スペース方向）に反転。
3.	格納スペースにすっきりと収まり作動完了。フラットなラゲッジスペースが出現。

シート使用時
1.	格納状態から復帰側のスイッチを押す（作動完了まで押し続ける）。
2.	約40度起き上がったところでシートクッションとシートバックが分離し、回転。着座状態でロック。
3.	ヘッドレストを手動で起こしてすべての操作が完了。

■	3列目電動床下格納シートはシフトのセレクトレバーがP位置にあり、テールゲートを開けた状態でスイッチを押している間のみ作動します。また、格納/復帰時ともにシートのロックができなかった場合ブザーで警告する機構を採用しています。操作を開始する前に、作動部に物が挟まっていないか確認が必要です。

3列対応。使い勝手に優れた充実の収納装備。


サングラスボックス		フロントドアポケット


1列目シートセンターテーブル（折りたたみ式/カップホルダー付）		リアドアポケット：アッパー（L、Absoluteはシャッター付）


リアドアポケット：ロア		3列目シート用サイドポケット/ カップホルダー（左側シャッター付）