ODYSSEY - 1999.12

ODYSSEY
ODYSSEY
動的性能

 
トランスミッション
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インパネシフト
操る楽しさと軽快な操作性の追求。
Sマチック搭載のインパネシフト
Photo:VZタイプ
NEWオデッセイでは、シフトレバーをセンターパネル内にレイアウトしたゲート式のインパネシフトを採用。
操作のしやすさに配慮しました。V字型のコンパクトなスペースにまとめたシンプルなデザインのセンターパネル内とすることで、ウォークスルーのしやすさにも貢献しています。また、通常のATモードとマニュアル感覚のスポーティなシフトチェンジが楽しめるシーケンシャルモードとの自在な選択が可能なSマチックを搭載。
操る楽しさを広げるとともに、下り坂や高速道路でエンジンブレーキを積極的に活用できる安心の機構です。
■ゲートパターン
VG、VZタイプ S、M、Lタイプ

V6 3.0L VTECエンジンの余裕ある走りを最大限に引き出す。
新開発ダイレクト制御5速オートマチック
(VG、VZタイプ)
V6 3.0L VTECエンジンの滑らかでゆとりある走りを最大限に生かすべく採用したのが、新開発のダイレクト制御5速オートマチックです。
現行オデッセイ・プレステージのダイレクト制御システムをベースに、
ギアレシオとシフトスケジュールを最適化することでV6 3.0L VTECエンジンとのマッチングを徹底的に追求。
走りと燃費を高次元でバランスしながら高品位なシフトクオリティを実現しています。
レシオの最適化
1速は力強い発進性能を発揮する低めのレシオ設定とし、2速〜4速はスムーズな加速を得られるようバランスを最適化。5速は燃費および静粛性の向上を考え、100km/h時に2,000rpmとなるように設定しており、発進時から高速域まで爽快な加速を実現します。
シフトスケジュールの最適化
市街地、山岳路、高速道路など実地走行を繰り返し、シフトスケジュールをチューニング。市街地走行では、4速の使用領域を広げることで煩雑な変速を抑え、高速道路ではドライバーの意思に忠実にキックダウンおよびシフトアップ。プロスマテックも搭載しており、走行状況に応じた適切な変速とエンジンブレーキの効果が得られます。
油圧を最適化する油温センサーを新採用
エンジン始動時からあらゆる温度域までクラッチ油圧をきめ細かく制御し、クラッチ圧を最適化することで変速ショックを低減。スムーズなシフト感覚をもたらします。
アクティブ・ロックアップIIを新採用
「アクティブ・ロックアップ」をさらに進化させ燃費の飛躍的向上を図った「アクティブ・ロックアップII」。変速中のロックアップ制御を可能にするなど、ロックアップ領域をいっそう拡大しています。
スノーモードシステムを新搭載
1速ギアを使用せず2速から発進するシステムで、
すべりやすい雪道での走行をサポートします。
スノーモードスイッチ
スノーモードスイッチ

スムーズな走行を実現。
ダイレクト制御4速オートマチック
(S、M、Lタイプ)
きめ細かな制御を行なうことで変速ショックの少ないスムーズな走りを実現するダイレクト制御4速オートマチックに専用のチューニングを加え、さらに滑らかで高品位なシフトクオリティを実現。
「アクティブ・ロックアップ」とともに「プロスマテック」も採用しており、登降坂時の走行性能や燃費の向上にも寄与しています。



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