INTEGRA FACT BOOK
INTEGRA 2001.7.2
Exciting Performance Engine

低回転域から力強く伸びるリニアな加速性実現のために、Hondaの新エンジンシリーズである
2.0L DOHC i-VTECを採用しました。高知能化バルブタイミング・リフト機構による豊かな低速トルクと
先進の環境性能、軽量・コンパクト性を誇るDOHC i-VTECの優れた性能をベースに、
iS用エンジンでは、フリクションの低減、排気抵抗の低減などによりレスポンスを向上。
TYPE R用エンジンでは、吸排気抵抗の低減、高回転・高出力型の新しいDOHC i-VTECの採用などにより、
徹底して吸排気効率を高め優れたトルク特性を実現。主運動部品などの新開発とあわせ
サーキット走行までを楽しめる高回転・高出力のスポーツエンジンとしました。


全域で力強い加速フィールを
実現したiS用エンジン。

ホンダ独創のVTEC機構に加え、吸気バルブタイミングの位相も連続的に制御するVTC(Variable Timing Control)を組み合わせた、高知能バルブタイミング・リフト機構、i-VTECシステムを採用。VTECによる吸気バルブタイミング・リフトと、VTCによるバルブオーバーラップと閉じ角の回転数と負荷制御により、「高トルク」「低燃費」「低排出ガス」というそれぞれ異なる特性をきわめて高次元で達成しました。
また、低回転域では長く、高回転域では短く管長を制御して常に最適な吸気慣性効果を獲得するロータリーバルブ式可変管長インテークマニホールドを採用。排気抵抗を低減する“e”断面のデュアルエキゾーストマニホールドとあわせ、優れた低中速トルクを実現。
また、ピストンはモリブデン塗布と、下降・上昇時それぞれにフリクションを低減するよう楕円量を最適化させた非対称ピストンフォームを採用。
全域でスポーティークーペにふさわしい力強い加速フィールを実現しました。
エンジン性能曲線図(iS)
最高出力:
118kW[160PS]/6,500rpm
最大トルク:
191N・m[19.5kg・m]/4,000rpm
*ネット値。
「ネット」とはエンジンを車両搭載状態とほぼ同条件で測定したものです。



吸排気系、回転系パーツをすべて新開発し、
インテークからエキゾーストまで徹底的に高回転化を追求。

サーキットでのスポーツ走行までを走行ステージとするTYPE Rでは、DOHC i-VTECをベースとし出力向上に関わるパーツをすべて新開発。Hondaレーシングスピリットを注ぎ込み、高回転化を実現。走りの性能を徹底的に重視した高性能エンジンを開発しました。特にシリンダーヘッド内のポート部分は、通常より細かい粒の砂で鋳型をつくり滑らかな金属面を形成。流体抵抗の低減と高精度化を実現しています。
吸気系は、スロットルバルブなど全体を径アップしながら高回転域での吸気慣性を重視した単管等長ショートインテークマニホールドを採用。インテークポートのバルブシート部を20度テーパーのTYPE R専用カッターで加工し吸気抵抗を低減しています。排気系は、デュアルマニホールドの採用、全体の管径アップ、排気圧により開閉する可変バルブ付サイレンサーの採用などにより排気抵抗を低減しました。
さらに、圧縮比を高め、各部の強度アップを図るなど細かな技術の積み重ねにより、許容回転数8,400rpmの高回転と162kW[220PS]の高出力を達成しました。
高性能化を実現しながら、従来インテグラTYPE Rの1.8Lエンジンよりも約10kgの軽量化を達成しています。

TYPE R用エンジンの主な性能向上項目
(iS対比)

エンジン性能曲線図 (TYPE R)
最高出力:
162kW[220PS]/8,000rpm
最大トルク:
206N・m[21.0kg・m]/7,000rpm
*ネット値。
「ネット」とはエンジンを車両搭載状態とほぼ同条件で測定したものです。
吸・排気系のTYPE R専用パーツ

前ページ前ページ前ページ 目次次ページ 次ページ次ページ