FACT BOOK
FCX CLARITY
FCX CLARITY 2008.11.23
Hondaの燃料電池車は、環境にやさしいだけではありません。クルマとしての賢く楽しい性能を秘めています。
電気をそのまま使うか、水素にしてから使うか・・・。電気自動車と燃料電池車、どう違うの?
自然エネルギーから生まれる電気で水素を製造し、再び燃料電池で発電して走らせるなら、
どうして電気をそのままクルマに使用しないのか…、と思うかもしれません。
燃料電池車には、水素の「造る」「運べる」「溜められる」という性質を利用することで、
電気を必要な時に無駄なく使えることに加え、さまざまなメリットがあります。
エネルギー源である水素を短時間で充填(チャージ)でき、
しかも一回の充填でガソリン車と同等の走行距離を得ることができます。
さらに、燃料電池システムをはじめとするパワープラントは、高出力・軽量・コンパクト化が可能なうえ、
レイアウトの自由度も高いため、これまでのクルマでは実現できないパッケージやデザインなどを
生み出すことができます。
■各車両のエネルギー特性
  燃料電池車 電気自動車 ガソリン車
エネルギー源
チャージ時間
短 い 長 い 短 い
走行距離 長 い 短 い 長 い
走行時CO2排出 排出しない 排出しない 排出する
循環型
エネルギー利用
不 可
エネルギー効率が高く、静かで力強い走りを生む燃料電池車。
水素を電気に変えて走る燃料電池車の優れているところは、
究極のクリーン性能だけではありません。
エネルギーを駆動力に活かすまでの損失がとても少なく、
優れたエネルギー効率を発揮し、
そのため燃費性能にも優れています。
FCXクラリティでは、燃焼効率などに優れた
Hondaの小型ガソリン車と比較して3倍以上、
ハイブリッド車の約2倍のエネルギー効率を達成。
さらに、モーター駆動ならではの力強く伸びやかな加速や、
エンジンのような振動のない静かな走りが味わえ、
これまでのクルマとは違った走る楽しさを体感できるのです。
■エネルギー効率比較イメージ(日本仕様)
エネルギー効率比較イメージ(日本仕様)
※10・15モード走行によるHonda車での比較

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