CIVIC
シビック20年の歩み
 
シビックの歩み

CIVIC


1972   1979   1983
●初代シビック   ●スーパーシビック   ●ワンダーシビック
●初代シビック   ●スーパーシビック   ●ワンダーシビック
 
1987   1991
●グランドシビック   ●スポーツシビック
●グランドシビック   ●スポーツシビック

ワールド・ベイシック・カー
〈シビック〉

 ホンダは、モータリゼーションの発展めざましい1972年7月、それまでのクルマの常識を打ち破る全く新しいコンセプトに基づいて開発したFF2ボックス車〈シビック〉を提案しました。この初代シビックには、FF・横置きエンジン、ハッチバックスタイル、ストラット方式四輪独立懸架サスペンションなどの様々な先進技術を導入。経済性・機能性・合理性の総合バランスに優れたベイシック・カーとして、当時の小型車市場に新風を巻き起こしました。
 以来、シビックは常に次の時代を予測し、その時代のベイシックカーとなるべく進化を重ね、日本の小型車マーケットに絶えず新しいFF車の流れをつくってきました。
 そして、発売以来20周年を迎えた今、生産は国内をはじめ、アメリカ、カナダ、台湾など、世界11カ国で行われ、その生産累計は800万台を超えるにいたっています。
 一方販売面では、初代シビックからの国内累計で230万台(1992年6月末現在)を数え、海外では世界140カ国で約570万台(1992年5月末現在)を記録しています。
 また、初代シビックが「モーターファン」誌主催の「カー・オブ・ザ・イヤー」に3年連続で第1位に選ばれたのをはじめとして、米国「Car & Driver」誌主催の「テン・ベストカー」の3年連続受賞や、ドイツ(旧西独)「ゴールデンステアリング賞」など、国内・外で様々な賞に輝くと同時に、米国環境保護庁の燃費テストにおいて4年連続第1位となるなど、世界で認められた小型車としての地位を確立してきました。
 そして近年では、'83年ワンダーシビックが、'91年スポーツシビックが、「日本カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞するなど、シビックの先進性は、いつの時代でも高い評価を受けてきました。

シビック

初代シビック
  (1972年7月〜1979年7月)
 1972年7月、FR・3ボックスカーが主流の時代に、初めて世に送り出された〈シビック1200・2ドア〉は、“ユーティリティミニマム(必要最小限で最大効果を発揮すること)”を追求した、それまで国内に類を見ない台形デザインのFF・2ボックスカーでした。当時の常識をはるかに超えた独創的なこのクルマは、日本中でたちまち高い評価を獲得。同年9月には、よりスポーティな〈GLタイプ〉と〈ハッチバック・3ドア〉も発売されました。
 その一方で、ホンダは米国のマスキー法'75年規制にいち早く適合させるために、独自に開発した〈CVCCエンジン〉を10月に発表。世界の注目を集めました。
 1973年5月には、ホンダマチックと称する無段変速機構(スターレンジ)のオートマチック車を発売。さらに12月には、ファミリーユースに応える〈1500・4ドア〉に加え、国内の昭和50年排出ガス規制にいち早く適合させた〈シビックCVCC〉を発売しました。
 さらに、1974年以降も、ツインキャブエンジン搭載のスポーティーな〈シビックRS〉、実用性に優れた乗用車感覚の商用車〈シビックバン〉を追加、1975年8月にはシリーズ全車を昭和51年排出ガス規制に適合、さらにベーシックなファミリーカー、〈CVCC1200・4ドア〉などの追加でラインナップを充実。その一方で、昭和51年規制と昭和53年規制の2度にわたる厳しい排出ガス規制をクリアする〈CVCCエンジン〉を次々と開発し、シビックに搭載してきました。
 そして、1976年7月には、発売以来わずか4年で生産累計100万台を達成しました。
 それらの先進的な技術・コンセプトは数々の評価を受け、シビックはモーターファン誌主催の「カー・オブ・ザ・イヤー」で、1972年以降、3年連続第1位に輝き、同時に大衆部門賞も3年連続で受賞。翌年には〈CVCCエンジン〉の開発について科学技術庁長官賞と機械振興協会賞を受賞しました。
 また海外でも、〈CVCCエンジン〉が米国科学アカデミー(NAS)から「現在、最も進歩した成層給気燃焼方式」と絶賛を浴びたのをはじめ、「'73ヨーロッパ・カー・オブ・ザ・イヤー」に国産車初の第3位入賞、1973年には、米国のロードテスト誌「'74カー・オブ・ザ・イヤー」の輸入車部門第1位を獲得するなど、当時のクルマ先進国においても優秀性が高く評価されました。
 以上のように、初代シビックは、国内外を問わず、真に市民のクルマとしての大きな第一歩を踏み出しました。

初代シビック   初代シビック
 
初代シビック   初代シビック

スーパーシビック
  (1979年7月〜1983年9月)
 1979年7月、シビックは発売以来7年ぶりに経済性、居住性、走り、作りなどを一段と向上させたスーパーシビックへとフルモデルチェンジを果たしました。
 スーパーシビックは、省資源・省エネルギーという社会の要請への積極的な適合を図りながら、国際車として信頼性・耐久性を一段と向上させるとともに、操縦性・静粛性をも両立させた“'80年代の価値観を持った高質なクルマ”をめざして開発。バリエーションも、1300ccと、1500ccの計11車種18タイプと充実。1980年には、より高い燃焼効率を引き出すセンタートーチ型燃焼室と負荷比例型排気ガス再循環装置および、酸化触媒装置を用い〈CVCC-IIエンジン〉を開発。燃料経済性の大幅向上と排出ガスレベルの低減、出力とトルクの向上を同時に実現しました。
 また、8月には、シビックの生産累計台数は200万台を突破。そして同月、シビック2ボックス台形デザインが、「2ボックスカー流行の先がけをつくった」として、通産大臣発明賞を受賞しています。
 さらに翌年には、ステーションワゴンタイプの〈シビックカントリー〉、OD(オーバードライブ)付ホンダマチック機構搭載車、FF・ノッチバックスタイルの〈シビック4ドア・セダン〉などを次々と発表。より一層幅広いニーズに応えられるラインナップとし、1982年5月にはシビック生産累計は300万台に到達しました。


スーパーシビック
 
スーパーシビック スーパーシビック
 
スーパーシビック




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