CIVIC - 1991.9


CIVIC

CIVIC



歴史



1972年、シビックは生まれました。それは、当時の常識を打ち破るような、あたらしい発想とスタイルをもって登場しました。すなわち、FF2ボックススタイルや、四隅でタイヤが踏んばる台形ボディ、横置エンジンやストラット方式の四輪独立サスペンションなど。その後のクルマづくりの方向をリードする、様々な先進機能を有していたものです。とまどいや驚きは、やがて理解と共感とに変わり、文字通り《世界のベイシック・カー》として、国内はもとより、多くのシビックが遠く海を越えていったのです。一方ではまた、時代が低公害・省資源を求めはじめれば、ホンダは独自の考えのもとに全社をあげてこれと取り組み、いち早くクリーン&エコノミーのCVCCエンジンを開発してシビックに搭載。当時より、すでに人と地球の好ましい関係に目を向け、その実現に努力してきました。以来、20年近く。シビックはその後も安易に時代に流されることなく改良を重ね、また幾度となく進化を繰りかえすことでクルマの完成度を高めていくとともに、そのつど内外のモータリゼーションに大きな役割を果たしつづけてきたものです。


1972年
初代シビック


省資源・低公害のベイシック・カー〈先進のシビック〉として新しいマーケットを開拓。
初代シビック
   
1979年
スーパー・シビック

後続他車が登場するなか、〈FFリーダーカー〉として、いち早くFF2ボックス市場を確立。
スーパー・シビック
   
1983年
ワンダー・シビック

個性明快の3ドア・4ドア・5ドアフォーメーションとM・M思想(マン マキシマム・メカ ミニマム)で、FF2ボックスの新展開を図る。
ワンダー・シビック
   
1987年
グランド・シビック

さらに熟成を加え、ヒューマン・フィッティング・テクノロジーを通じてFF2ボックス市場に確固たる地位を確立。
グランド・シビック
   

1991年
シビック新時代


シビックを受け継ぎ、
シビックから脱皮していく。
まさにシビック新時代へ。





←前のページへ---目次へ---次のページへ→