CIVIC&CR-X - 1987.09

CIVIC & CR-X
FACT BOOK
CIVIC&CR-X
はじめに

 


1972年(昭和47年)の7月。
ホンダは、世界のベーシックカーの名のもとに
シビックという一台のクルマを誕生させました。
2ボックス・台形デザインによるコンパクトなボディにもたらされた
豊かな居住空間、FF横置エンジン、ストラット方式4輪独立懸架など、
それは当時の常識をことごとく打ち破り、その後のクルマづくりを決定づける
独創的なカタチとメカニズムをもちあわせていました。
あれから15年、シビックは生産累計500万台を達成
シビックは、ホンダの歴史とともに歩みながら、
つねにモータリゼーションの中心であり続けてきました。
また同時に、ホンダはそこにいつも
時代のニーズを先どりした“人間のための先進性”を追求してきたのです。
そしていま、このホンダの哲学ともいえるシビック&CR-Xは、自己を表現し、主張できるひとつの抜きんでた個性として深く豊かに変貌を遂げました。
人の感性に応えるという視点に立って、
クルマに求められる性能を高度に具現化した、
新しい価値観をもたらすクルマ。
ここに新型シビック&CR-Xを発表させていただきます。
※昭和62年7月末現在生産累計 自工会資料・ホンダ調べ。バラード含む



 




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