CIVIC&BALLADE - 1983.09

CIVIC & BALLADE
FACT BOOK
CIVIC&BALLADE
シビックシャトル5ドア

CIVIC SHUTTLE 5DOOR
もうひとつのセダンのフォルム、CL=0(ゼロリフト)のT(トール)&W(ワイド)スクエアシェイプ。
Tall and wide square shape with a CL=0 emphasizing an another sedan form.

TOTAL AERODYNAMICS

CD×A=0.79
空気抗力係数×前面投影面積

CD=0.39
空気抗力係数

CL=0「ゼロリフト」
揚力係数

CYM=0.05
ヨーイング・モーメント係数(ヨーアングル6°時)
CIVIC SHUTTLE 5DOOR

CIVIC SHUTTLE 5DOOR
“走る”セダンだからこそ必要だったトータルエアロダイナミクス。

これだけの広さをもちながら、しかも、単純にスタイリングからは想像もしえない、優れた空力データを誇っている。ここに新たな空力の方向をも同時に追求する、ホンダのもうひとつの視点があります。つまり、空気力学のあらゆる要素を総合的に追求し、運転阻害の要因のきわめて少ないトータルバランスに優れたクルマをつくることによって、従来の発想からは得られない新たなトータルエアロダイナミクスを可能としたのです。
なかでもホンダは、とくにC
L(揚力係数)に着目。タイヤが路面に踏んばる力が失なわれ、走行性をそこなう揚力を徹底して抑えることによって、走るほどに路面に吸いつくゼロリフトを達成。M・M思想が生んだスラント&ショートノーズの低ボンネットから、なめらかにラウンドする大型のフロントウインドウ。そしてシャープなロングルーフへとつながる、空力性能に優れたT(トール)&W(ワイド)スクエアシェイプを実現しました。


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