CITY - 1982.09

CITY
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●エンジン(1)開発コンセプト

ハイパーターボ


CVCC-IIエンジンが生んだ
コンバックスエンジン。
そして、いままた
コンバックスエンジンが可能にした
低燃費で高出力の
シティは、ハイパーターボ。

みるみる吹きあがる!
ガンガン攻めのぼる!
これぞハイパーな走り。
ハイパーターボ ターボの常識をくつがえした
この低燃費
型式E-AA 5速

10モード燃料消費率
運輸省審査値

18.6km/L

60km/h時燃料消費率
運輸省届出値

27.0km/L

0→400m 16.3sec 0→100km/h 8.6sec
2名乗車時・ホンダ測定値


HYPER TURBO


世界でも稀れな超小型で超高性能ターボ。
つまり、「機構最小・機能最大」の考え方。
ホンダは、このコンバックスターボと
PGM-FIによるシステムを
「ハイパーターボ」と
名づけました。

HYPERとは、超越、非常な、といった意。スーパーの上をいく表現で、
まさにシティターボを語るにふさわしいネーミングと言えます。

センタートーチ燃焼室とラピッドレスポンス・コントロールシステムにより、飛躍的な燃焼効率の向上を果たし、走りと低燃費とを高い次元で両立させたのが、CVCC-IIエンジンでした。
そして、これを足がかりとして、さらに燃焼効率を高めるため、ガソリンエンジンとしてかつてない高圧縮比に挑戦し、「高密度速炎燃焼原理」を核として、無鉛ガソリン車で世界初の圧縮比「10」を実現したのがコンバックスエンジンです。
その最大の特長は、走りと低燃費をぎりぎりまで高めたうえで、さらに高圧縮比化にともなって生じるノッキングの壁を、デバイス類などを一切使わずに打ち破った新しい燃焼室形状「ファンネル型燃焼室」にあり、これを理想的に具現化し、あわせて機械効率をも高めるため、ボアストローク比を「超ロングストローク(超スモールボア)」としています。
そしてこの、
高圧縮比でありながらノッキングに強いコンバックスエンジンの最大の特長こそが、そのまま高出力で低燃費のハイパーターボを可能にした最大の要因
ともなっているわけです。

ハイパーターボ



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