ACCORD - 1997.09

ACCORD/TORNEO/ACCORD Wagon
fact
ACCORD
高効率・高機能


セダンは「サイズとゆとり」。
ワゴンは「ゆとりの確保と自由度の拡大」。
使いやすさを追求した、先進・高機能パッケージング。


セダンとワゴン。その最も大きな違いは、ボディ形状にも現れているパッケージングです。Newアコードシリーズはパッケージングにおいては、セダンとワゴンの進むべき方向を明確に分けました。セダンについては、まず、日本の道で運転しやすいサイズを求め、5ナンバー化を決定。しかし、従来モデルのワイドボディならではのゆとりを、そのサイズ内にどう確保するかが、セダンパッケージングの最大のテーマでした。一方、ワゴンについては、ゆとりの居住スペースに加え使い勝手の向上を目標とし、キャビンからラゲージルームまでのさらなる利便性を追求しました。その結果、5ナンバーサイズにゆとりの空間を確保したセダンと、使い勝手の自由度をさらに拡げたワゴンを、それぞれ完成。さらに、快適装備に満ちた心地よさも加えた高効率・高機能なパッケージングを実現しています。



SEDAN PACKAGE


セダンパッケージ:
車両感覚がつかみやすい5ナンバーサイズのボディに運転しやすい工夫を施し、さらにゆとりの空間を確保。
トランクルームも大容量を確保し、使いやすさを追求。


ACCORD
TORNEO



運転しやすい5ナンバーサイズに、ゆとりに満ちた居住性を確保した空間設計。
日本の道にマッチした5ナンバーサイズのボディ。車両感覚がつかみやすいうえ、最小回転半径を小さくし、視認性を高めるなど運転のしやすさをより高めています。そしてこのボディの中に、3ナンバークラスに匹敵するほどの広さを確保。ヘッドクリアランスや後席の居住性など、数値以上に広さを感じる室内空間を実現しています。また、トランクルームにも工夫を施し、広さと使いやすさを合わせ持った機能性を獲得しています。


アコード&トルネオ パッケージレイアウト アコード&トルネオ パッケージレイアウト
●アコード&トルネオ パッケージレイアウト
※FF/サンルーフ非装着車(イラストはアコード)


■運転しやすいボディの工夫。
良好な下方視界を生む低ボンネットフードで優れた前方視界を確保。運転席からトランクリッド後端が見えるので後方の車両感覚もつかみやすくなっています。また最小回転半径は5.4mと小さく、しかもフロントのノーズやオーバーハングが短いので、実用回転半径も小さく抑えられ、狭い路地や縦列駐車での取り回し性を高めています。


取り回し性と視界(アコード) 取り回し性と視界(アコード)
◆取り回し性と視界(アコード)


■必要なところに余裕を持たせた、ゆとりの居住空間。
贅肉を削ぎ落とすことで必要な空間を確保。ヘッドクリアランスやニースペース、足入れ性など、実際に広さを感じる部分に余裕を持たせているため、数値以上のゆとりを感じることができます。またワッツリンク配置による5リンク・ダブルウイッシュボーン・リアサスペンションの採用による効果は、後席の居住性に寄与しています。


■大きく、広く、使いやすい、余裕のトランクルーム。
大きくて広い開口はバンパーラインから開くので、荷物の出し入れも容易に行なえ、しかも従来モデルの424Lを上回る446Lの大容量を確保。さらにトランクルーム右サイドには工具ポケットを、左サイドには小物類の収納に役立つ2段ポケットを装備。キーレスエントリー/キーレストランクオープナーは電波式を採用し、全タイプに標準装備しています。(数値はVDA方式によるホンダ測定値)


◆トランク寸法
トランク寸法
1.開口部左右長(最大) 1,146mm
2.開口部左右長(最小) 901mm
3.開口部前後長 510mm
4.床面左右長 1,320mm
5.床面前後長 1,030mm
6.トランク高 530mm
  VDA容量 446L

小物類は撮影のために用意したものです。




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