ASCOT, ACCORD, ACCORD INSPIRE, VIGOR - 1989.09

ASCOT/ACCORD/INSPIRE/VIGOR
ASCOT/ACCORD/INSPIRE/VIGOR
 
メカニズム/アコード&アスコット

014-001

快適さを拡大する、
多機能ベンチレーションと高性能エアコンディショナー。


018-001
ベンチレーションフロー図(アコード)


2.0Lクラス最大級の風量と低騒音。
充実した機能のベンチレーションシステム。
018-005
NEWアコード/アスコットは、その空調システムを設計するにあたり、ベンチレーションアウトレットの位置や形状あるいは運転中における操作性を、もういちど吟味・検討。新しい時代のセダンにふさわしい優れたベンチレーション性能を実現しました。中でも、とりわけ力を注いだのは大風量化と低騒音化の2点です。高効率ツインファンブロアーや新設計の低抵抗ヒーターユニット、さらにはマックスクール回路や薄型熱交換器などの採用で、量産車としてはトップクラスの500m3/hという大風量を達成。しかも、新たに設定されたエクストラ・ハイ(最大風量)時でも67dBという低騒音を同時に実現しました。また、ベンチレーションシステムを多彩な用途に合わせてマルチユース化。サイドとセンターのエアアウトレットにシャットバルブを設け、その開閉によって微妙な温・冷風の風量コントロールが可能となりました。例えば、両サイドのアウトレットは、冬季のウインドウの凍結防止やサイドからの暖房としても機能。また、センターアウトレットに採用されたクールベント・システムは、暖房時に優れた頭寒足熱効果を発揮します。加えて、後席の足元へも直接風を送るリアヒーターダクトも、全車に装備しました。
*ホンダ測定値

可変容量コンプレッサーを採用。(*アコード2.0Si/アスコット2.0Si以上)
高性能エアコンディショナー。(装着車を設定)
NEWアコード/アスコットのビッグキャビンを快適さで満たすためには、パワフルで高効率なエアコンディショナーが当然必要となります。そこで今回、ホンダ独自の可変容量コンプレッサーを新開発。これは、コンプレッサーの作動容量を自動的に調整することにより、エンジンへの負担を大幅に軽減するというフレキシブルなメカニズム。エアコンのON/OFF時にもそのショックをエンジンに与えないため、運転中もエアコンの作動が気になりません。また、吐気温の一定化、燃費の向上にも大きく貢献しています。

高度な快適性・操作性を実現。
フルオート・エアコンの多彩な機能。
(1)便利な外気温表示機能(-35℃〜60℃)
(2)設定温3桁蛍光管表示機能(0.5℃きざみ)
(3)使いやすい設定温UP/DOWNスイッチ
(4)マニュアルコントロール部のリッドスイッチの採用
など、充実の空調システムを完成させています。
一方、マニュアルエアコンは、手にフィットするダイヤル式コントロールノブと、レーザーカット技術から生まれたボタンデザインを採用。きわめて操作性の高いコントロールパネルとなっています。


018-002
可変容量コンプレッサー断面

018-003
マニュアル・エアコンディショナー(アコード)

018-004
フルオート・エアコンディショナー(アコード)



ftr1ftr2ftr3ftr4ftr5ftr6ftr7