ACCORD/VIGOR
FACT BOOK
ACCORD/VIGOR
アコード/ビガーの変遷
1976  ●昭和51年

●アコード誕生●
「ゆとり」と「調和」のアダルトカー
アコード〈ハッチバック・セダン〉新発売
アコードは、乗る人たちへの「ゆとり」とクルマをとりまく環境への「調和」を提供することを基本テーマに、新しい主張のあるアダルトのための〈ハッチバック・セダン〉として開発されました。
クルマ自身に求められる要件 ——— ユーティリティ、走りの良さ、乗り心地、経済性 ——— と、社会的な要請である ——— 低公害性、安全性 ——— とをバランスよく調和させ、51年度排出ガス規制に適合させながら同時に高い質感と快適性を備えた、新たなコンセプトのハッチバック・セダンを提案しました。
発売日 ——— 昭和51年5月8日
価格/発売タイプ
主要地区標準現金価格  (単位:千円)
  東 京 名古屋 大 阪 福 岡 仙 台 札 幌
SL 906 906 909 921 919 944
GL 966 966 969 981 979 1,004
LX 1,026 1,026 1,029 1,041 1,039 1,064
EX 1,120 1,120 1,123 1,135 1,133 1,158
☆オートマチック仕様LX、EXは、20,000円高
SL、GLは、40,000円高
主な特長
エンジンは低公害でありながら十分な燃料経済性(21km/l、60km/h定地走行テスト値、〈5速マニュアル車〉)とドライバビリティを発揮するCVCC水冷4サイクル直列4気筒OHCを搭載。
総排気量:1,599cc
最高出力:80PS/5,300rpm
最大トルク:12.3kg-m/3,000rpm
1600ccクラス最大の広いトレッド(前1,400mm、後1,390mm)、安定感のある低重心設計で、落着きと信頼感あるスタイリング。
走破性にすぐれたFF機構と乗り心地の良いストラット方式四輪独立懸架を採用。ワイドトレッドと相まってキビキビとした走りと快適な乗り心地、高速での安定性を実現。
ステアリングは、ドライバーの意志に的確に応答するラック&ピニオン式を採用。EXタイプには、パワーステアリングを装備。
大きなウインド面積が、クラス最大の視界を確保。インストルメントパネルには、左右のドアから一体となったラップラウンドタイプを採用、明るく広々とした居住空間をつくり出しています。
テールゲートはピラーいっぱいに大きく開き、広いトランクスペースは、後席を倒すとさらに大容量のラゲージスペースに生れかわる機能性豊かなハッチバック。
積極安全を考慮したセフティインジケーター、メンテナンスインジケーターを装備。
ブレーキはフロントにサーボ付ディスク、リアにPCV付リーディングトレーリングを採用。しかもX型室内配管の2系統ブレーキシステムを採用。

アコードハッチバック(初代アコード)
アコードハッチバック(初代アコード)



← 前のページへ --- 目次へ --- 次のページへ →

プレスインフォメーション トップへ