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2017.02.21 update

鈴鹿製作所が「平成28年度省エネ大賞 審査員会特別賞」を受賞。
東京ビッグサイトで行われた表彰式に参加。

取材日:2017年2月15日

他者の模範となる優れた省エネ取り組みや省エネルギー性に優れた製品並びにビジネスモデルを表彰する「平成28年度 省エネ大賞」で、Honda鈴鹿製作所の「誘導加熱導入による鋳造金型コーティングプロセスの革新と省エネ」が「審査員会特別賞」を受賞。2月15日、東京ビッグサイトで行われた表彰式で、賞状とトロフィーを授与されました。

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鈴鹿製作所が「平成28年度省エネ大賞 審査員会特別賞」を受賞。東京ビッグサイトで行われた表彰式に参加。
表彰式の会場は「ENEX2017」の開催された東京ビッグサイト。
表彰式の会場は「ENEX2017」の開催された東京ビッグサイト。
経済産業省 資源エネルギー庁 省エネルギー・新エネルギー部長 藤木俊光氏
経済産業省 資源エネルギー庁 省エネルギー・新エネルギー部長 藤木俊光氏
高村淑彦審査専門委員長から賞状とトロフィーを受け取る鈴鹿製作所生産業務室の岩崎弘真技師。
高村淑彦審査専門委員長から賞状とトロフィーを受け取る鈴鹿製作所生産業務室の岩崎弘真技師。
「従来の常識を覆すチャレンジが高く評価されました」(岩崎)
「従来の常識を覆すチャレンジが高く評価されました」(岩崎)
賞状とトロフィーを囲む鈴鹿製作所のプロジェクトスタッフたち。
賞状とトロフィーを囲む鈴鹿製作所のプロジェクトスタッフたち。
「ENEX2017」に設けられた省エネ大賞受賞者コーナー。
「ENEX2017」に設けられた省エネ大賞受賞者コーナー。
鈴鹿製作所 エンジン工場 鋳造2モジュール 増永孝
鈴鹿製作所 エンジン工場 鋳造2モジュール 増永孝
省エネルギーセンター会長賞を受賞した(株)エフテック。
省エネルギーセンター会長賞を受賞した(株)エフテック。
「スタッフたちの長年の努力が実を結びました」(黒澤氏)
「スタッフたちの長年の努力が実を結びました」(黒澤氏)
表彰式の後、受賞者プレゼンテーションで一般の来場者に取り組みを発表する増永。
表彰式の後、受賞者プレゼンテーションで一般の来場者に取り組みを発表する増永。
同じく(株)エフテックも受賞者プレゼンテーションに参加し、同社の河島武志氏が取り組み内容を発表。
同じく(株)エフテックも受賞者プレゼンテーションに参加し、同社の河島武志氏が取り組み内容を発表。

地球環境とエネルギーの調和展「ENEX2017」と
合わせて開催された表彰式。

 省エネの優れた取り組み、製品、ビジネスモデルを表彰するため、一般財団法人 省エネルギーセンターの主催で毎年開催されている「省エネ大賞」。平成28年度の表彰式は、例年と同じく東京ビッグサイトにて、省エネ・新エネ分野の総合展示会「地球環境とエネルギーの調和展 ENEX2017」と合わせて開催されました。
 表彰式の開始に当たり、後援した経済産業省の省エネルギー・新エネルギー部長 藤木俊光氏は「省エネ大賞は平成2年に始まって以来、四半世紀に渡って省エネの重要性を世の中に伝え続けてきました。この表彰式では受賞された方々の栄誉を称えるのはもちろん、優れた取り組みが受賞を契機に広く知られることで社会全体の省エネ推進に役立つことを期待しています」と本賞の意義を述べて祝辞としました。

鈴鹿製作所のIHによる金型加熱技術が、
省エネ事例部門の審査員会特別賞を受賞。

 今年度の省エネ大賞の受賞者は、「省エネ事例部門」で25件50者、「製品・ビジネス部門」で25件34者、さらに両部門で審査員会特別賞が1件1者ずつ選ばれました。Hondaからは鈴鹿製作所の「誘導加熱導入による鋳造金型コーティングプロセスの革新と省エネ」が省エネ事例部門の審査員会特別賞を受賞しました。
 これは、同製作所でエンジンのシリンダーヘッドを製造する鋳造第2モジュールによる取り組みで、鋳造工程における金型の加熱に従来の電気炉ではなくIH(誘導加熱)を使用する新技術を開発した事例です。一般のIHクッキングヒーターにヒントを得て、無駄なく対象物だけを直接加熱するIHのメリットを金型加熱に導入。電力使用量を60%、作業時間を80%低減するなどの大きな成果をあげました。(参照:環境ドキュメンタリー Honda Face CASE55
 同製作所を代表して表彰の壇上に上がったのは、環境総合責任者である生産業務室の岩崎弘真技師です。高村淑彦審査専門委員長から賞状とトロフィーを受け取った岩崎は、「従来の常識を覆し、金型の加熱にIHという全く新しい手法を導入した私たちのチャレンジが高く評価されたことを非常に嬉しく思います。当初小さな金型から始まったこの技術は、現在、より大きな金型へと適用範囲を広げ、その省エネ効果も大きく広がりつつあります。今回の受賞を励みに、さらなる発展を目指したいと思います」と喜びの声を語りました。
 またこの取り組みは「ENEX2017」に設けられた省エネ大賞受賞者コーナーの専用ブースでも紹介され、IH金型加熱装置の実物を展示してその新技術を広く発信しました。「スタッフ一丸となって作り上げた新技術を、このように多くの方々に披露できることを大変光栄に思います。より多くの人々にこの技術を知っていただくのはもちろん、他社の事例や技術の中から今後の技術進化のためのヒントを掴んで帰りたいですね」(鈴鹿製作所 エンジン工場 鋳造2モジュール 増永孝)

株式会社エフテックも、
「省エネルギーセンター会長賞」を受賞。

 さらに今年度は、Hondaの四輪車部品でお取り引きのある株式会社エフテックも「日本から世界へ!グループ共通EnMS活用によるエネルギーマネジメントの進化」のテーマで省エネ事例部門 省エネルギーセンター会長賞を受賞しました。(参照:環境ドキュメンタリー Honda Face CASE65
「スタッフの長年に渡る環境取り組みが実を結んだ結果として、今回の受賞を光栄に感じています。新エネルギーマネジメントシステムのグローバル展開という目標のため、活動を加速させていきたいですね」(株式会社エフテック 品質保証課 環境システム係 黒澤桂子係長)

例年、この省エネ大賞に受賞者を出しているHondaは、今後も先進的、革新的な環境取り組みを生み出すことにチャレンジし続け、世界の環境負荷低減と持続可能な社会の実現に貢献していきます。