環境への取り組み Hondaの環境コミュニケーション誌 e-dream
世界に拡がるグリーンファクトリー
   
  様々な資源やエネルギーを投入し、多種多様な商品を生み出す生産工場。
そのすべての工程で、地球への負荷をミニマム化する「グリーンファクトリー」の取り組みが、
世界中のHondaの工場で進化を続けている。
 
  取材/構成● 稲熊伸治 写真● 谷口智則
 
 

 1997年、気候変動防止に向けた初の国際条約「京都議定書」が採択され、地球規模での温室効果ガス削減に向けて世界各国が動き始めた。各国の思惑が錯綜するなかで、大紛糾の議論を取りまとめたのは日本だった。
  ちょうど同じ年、Hondaであるプロジェクトが立ち上がった。モータリゼーションは地球規模で拡大し、自動車の生産台数は増え続ける。温暖化の抑制と環境負荷を減らすため、できることは何か。社内から「ゼロエミッション」「省資源・省エネ」「社会との共生」を積極推進し、世界をリードしようとの声が高まった。プロジェクトは環境保全と生産拠点を表す言葉を合成し「グリーンファクトリー」と名付けられた。その後は生産現場でのあらゆる環境負荷を減らし、地域との共生をめざす取り組みが広まっていくことになる。
  あれから8年、世論調査によれば、京都議定書を知る人は85%に達した。そして、Hondaの社内用語「グリーンファクトリー」は、多くの製造業における環境取り組みのキーワードとして用いられる一般名詞となった。
  北米、欧州、アジア、南米など世界各地域に進出、現地生産する体制を整えてきたHonda。今では世界28カ国で二輪、四輪、汎用工場が稼働している。今回はこの「グリーンファクトリー」を巡るHondaの哲学と、世界に広がる様々な動きをご紹介する。

 
世界に拡がるグリーンファクトリー
日本から世界へ、拡がる技術とノウハウ
Hondaグリーンファクトリー計画の主な内容
 
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Vol7. 2005年7月
 
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