わんこの寒さ対策、どうしていますか? 寒い冬でも元気に過ごすための防寒対策

USEFUL 寒さ対策特集 February.16.2018

わんこの寒さ対策、どうしていますか?
「寒い冬でも元気に過ごすための防寒対策」

わんこの寒さ対策、できていますか?
冬から春に移り変わる2月から3月は、年間でもっとも寒いと言われる時期に入ります。わんこも人間と同じように、寒さが原因で体調を崩すことも十分に考えられるのです。飼い主さんがしっかり体調管理をしてあげましょう。今回の記事では、そんな寒い時期でも愛犬と楽しくすごすための防寒対策についてご紹介していきます。

寒さに強いわんこと弱いわんこがいるのを
ご存じですか?

寒さに強いわんこと弱いわんこが
いるのをご存じですか?

寒さ対策を見直す前に、わんこの特性を知りましょう。
一般的に寒さに強いといわれているのは、寒冷地域出身のわんこ。また北海道犬やシベリアン・ハスキーなどの体の大きなわんこは寒さに強い体質を持っています。
逆に寒さに弱いといわれているのは、パピヨンやチワワ、トイ・プードルなどの小型犬。また、ブルテリアやミニチュア・ピンシャーなどの短毛のわんこは寒さに大変弱いです。
そのほか、小型犬や大型犬に限らずシニア犬や体の弱いわんこにとって寒さは体に大きな負担になります。特に注意が必要ですよ。

寒さに強いわんこと弱いわんこがいるのをご存じですか?

寒い冬を楽しく過ごす!寒さ対策

<日常生活編>

わんこの体が小刻みに震えている、鼻を隠して丸くなっている。あなたのわんこは、そんな仕草をしていませんか?もしかしたら、わんこが寒さを感じているサインかもしれません。わんこが過ごすお部屋は、暑すぎず寒すぎない温度を保つようにしましょう。また、わんこのベッドやマットに毛布や湯たんぽを合わせて使用するのも効果的です。

暖房器具をお部屋で使う時の注意点

ヒーターやストーブは、わんこが誤って倒してしまう可能性があります。暖房器具のまわりにサークルを置くなど、安全対策を忘れずに!また、噛み癖のあるわんこはコンセントにも注意が必要です。コンセントを噛んで感電してしまったり、漏電が原因で火災につながる恐れもあります。わんこがコンセントに触れないよう、安全なお部屋作りを心がけましょう。

<おでかけ編>

最近はわんこに洋服を着せてオシャレを楽しんでいる飼い主さんも見かけますよね。

もともとわんこの体は、毛で覆われています。わんこの毛は寒波や外敵から身を守る役割を果たすため、本来わんこには服を着せる必要はありません。しかし現在、わんこを取り巻く環境が変化し室内犬が増加しました。室内と外で感じる急激な温度変化は、わんこの体に良くありません。そういった意味では服は急激な温度変化を防ぐ役割を果たしてくれますので、寒がりなわんこには上手に服を着せてあげると良いでしょう。
最初のうちはもしかするとわんこが服を着ることを嫌がるかもしれませんが、服を着ておでかけすることを繰り返すことでわんこは「服を着る=おでかけに行く」と認識し始めます。そうなってくると楽しいおでかけができるアイテムとして、わんこも服を好きになってくれるかもしれません。

服をどうしても嫌がるというわんこには、わんこ用のポンチョがおすすめです。ポンチョは手軽に着脱が可能で、暑くなったり、邪魔になったらすぐに脱がすことができますよ。 また一般的なわんこの服はトイレの関係でお腹が隠れていません。お腹が特に弱いというわんこは腹巻やマナーベルトを使用すると良いでしょう。

クルマでおでかけする際の注意点!

クルマの中は熱がこもりやすく、冬場といっても天気の良い日は一気に温度が上昇してしまうことも。人間と同じように熱中症にかかります。外に出る時はわんこだけを車内に残すことは避け、わんこも一緒に外に連れて行ってあげてください。また、長時間のドライブの際には、定期的に外の新鮮な空気を吸わせてあげるようにしましょう。

ペット用の暖房グッズが
たくさん出ています。

ペット用の暖房グッズを活用するのもおすすめです。遠赤外線のヒーターやわんこ用のこたつ、湯たんぽなどさまざまなものがあります。ペット用の暖房器具は、安全面を第一に考えて作られているのでおすすめです。
また冬場になると、わんこは寒さのせいでお水をあまり飲まなくなる傾向があります。水分不足は脱水症状につながったり、泌尿器系の病気にかかりやすくなってしまうこともあります。寒さ対策と一緒に、全体的なわんこの健康管理を心がけましょう。

おうちにあるもので簡単! ポカポカグッズを作ろう

用意するものは、ホット飲料用の空き300mlペットボトル、タオル、厚手の靴下です。ペットボトルに80度前後のお湯を入れてタオルで包みます。お湯が漏れて火傷をしないようにキャップがしっかり閉じているか確認しましょう。タオルで包んだものを、厚手の靴下に入れれば完成です。これをわんこのベッドに置いておけば、ポカポカ湯たんぽの出来上がりです。気をつけてほしいのは、必ずホット用のペットボトルを使うこと。通常のペットボトルに熱いお湯を入れると破損の原因になります。また、わんこが噛んでも破れにくい厚手の靴下で包むことも忘れずに!おうちにあるもので簡単に寒さ対策ができるので、ぜひ実践してみてくださいね。

おうちにあるもので簡単! ポカポカグッズを作ろう

いかがでしたか?
わんこと快適に冬を過ごすためにも、寒さ対策はとっても大切です。まずは普段の生活からわんこの健康状態を見直し、しっかり管理していきましょう。
そして寒さ対策を万全にし、健康管理を徹底し、寒い冬でもわんことおでかけを楽しみましょう!