東京ディズニーリゾート内にあるシェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテルは、シェラトングループで初のわんこと一緒に泊まれる「Dog Lovers' Suites at Tokyo Bay(ドッグ・ラバーズ・スイート at トーキョーベイ)」を昨年12月にオープン。
既存の施設を利用するのではなく、新たに建てた宿泊棟には、愛犬と一緒に宿泊できる客室「ドッグフレンドリールーム」が16室あり、専用チェックインカウンターやドッグラウンジだけでなく、わんこの一時預かりやトリミングなどのサービスも充実しています。
ホテルには一般の人も訪れ、中には「犬が苦手」という人もいます。そこで問題となるのが「導線」。ホテルでは、PARK WINGを新築する際に「愛犬家のお客様と一般のお客様がどう共存できるか」をいちばんに考え、お互いが快適に過ごせるよう、ホテル内の導線を徹底的に考え抜いたそうです。
その結果、「 ドッグ・ラバーズ・スイート at トーキョーベイ」に宿泊するわんこ連れの人には、専用チェックインカウンターを設け、エレベーターも別々にすることで、一般客との導線を完全に分けています。
「 ドッグ・ラバーズ・スイート at トーキョーベイ」では、わんこと飼い主のためのラグジュアリーなこだわりを数多く見たり感じたりすることができます。訪れる際は、シェラトンの”こだわりポイント”を探すことも楽しみのひとつになるかもしれません。
チェックインの手続きを済ませると、わんこは「エチケットサービス」として、爪切り、耳掃除、おしりのケア、ブラッシングを無料で受けることができます。わんこのヘルスケアも兼ねているので、飼い主にとってはとっても安心できるサービスです。
また、見えないこだわりのひとつが「空気」。
サービスだけでなく、空間の隅々にまで、ラグジュアリーホテルとしてのシェラトンのこだわりを感じることができます。
舞浜エリアのホテル利用客の多くは、東京ディズニーリゾートでの行楽が目的。パーク内にわんこを連れて行くことはできないので、わんこはお留守番をすることになります。「 ドッグ・ラバーズ・スイート at トーキョーベイ」では、そんなわんこたちが楽しく快適にお留守番することができるサービスが盛りだくさん。
お留守番ルームとなる「ドッグキャビン」にもシェラトンのこだわりがいっぱい。柔らかで明るい照明の室内に並ぶ60のケージは、明るい暖色系の色で、金属的で硬質な雰囲気はまったくありません。ケージの扉には、穴の空いたアクリル板がはめ込まれていて、外からわんこに触れることができないような工夫がされています。
ここでは、わんこがお留守番中に退屈しないようなプログラムも充実しています。お留守番中に1回、5分程度の「リラックスタイム(無料)」が設けられ、ペット専門のスタッフがケージから出して遊んでくれます。また、「プレイタイム(有料)」には、室内ドッグラン貸切りで、スタッフが1対1でわんこと遊んでくれます。ペット専門スタッフにはドッグトレーナーもおり、トレーニングメニュー(有料)も用意されています。また、お留守番中のわんこの様子が気になる場合は、スタッフにお願いしておけば電話で連絡してくれるから安心。万が一わんこの具合が悪くなった場合でも、近隣の動物病院のサポートが受けられるようになっています。もちろん、そのようなときは、すぐに飼い主に連絡されます。
わんこと泊まれる「ドッグフレンドリールーム」は、2階に16部屋。南国リゾートのイメージで統一された客室は、間接照明と自然光で柔らかな雰囲気。飼い主と一緒に泊まれるわんこは2頭までになります(2頭目は別料金)。
一般客室よりも念入りに清掃され、においが残っているときはオゾン脱臭も施されるので、わんこ特有のにおいはまったくありません。客室内は禁煙で、もちろん、加湿空気清浄機もあります。客室に入ってまず目につくのがわんこ用のベッド。シェラトンのロゴが入った大きめのベッドはふかふかで、どんなわんこもスヤスヤ眠れそう。
ドッグフレンドリールームは、わんこが飼い主と「安全で、衛生的で、快適な」ホテルライフを楽しむための工夫が随所になされ、わんこへのやさしいこだわりに溢れています。シェラトンオリジナルのドッグベッドはもちろん、床やソファの素材には一般客室とは違ったものが使われるなど、わんこにやさしいインテリアがいっぱい。
シェラトンのロゴ入りのかわいいケースに入ったエチケット袋や、全身に使えるエチケットクリーンシートは、お持ち帰りOK。トイレにはドッグトイレが備えられ、トイレシートや消臭スプレーも用意されるなど、衛生面にも多くのこだわりがあります。欧米ではわんこと一緒にホテルに泊まることが普通な国も多く、ドッグフレンドリールームは欧米のシェラトンを手本にし、アメニティーなどは欧米で使用されているものをそのまま導入したそうです。
食事は、憧れのホテルライフの大きな楽しみのひとつ。「 ドッグ・ラバーズ・スイート at トーキョーベイ」では、朝食付きプランで泊まると、朝食をルームサービスに変更することができます。前日の深夜0時までにドアに専用のカードをかけておくだけでOK。わんこ用の料理を頼んでおけば、わんこと一緒に特別な朝食を楽しむことができます。わんこ用のメニューは9種類(料理6種、スイーツ3種)で比較的リーズナブル。食べられる器に盛りつけられた料理やスイーツは、すべてシェラトンの一流シェフが考案し、ホテルのキッチンで作られています。さすが一流シェフの手によるもの。彩りも鮮やかで、目にも楽しいものばかり。もちろん、栄養バランスも考えられており、厳選された食材が使われています。わんこのために味付けがされていないだけなので、人間が食べても大丈夫。つい「ひと口ちょうだい!」と言いたくなってしまいます。また、わんこ用に用意されたバースデーケーキは、わんこの誕生日にはぜひ食べさせてあげたいスイーツです。実際、わんこの誕生日にドッグフレンドリールームに泊まって、わんこ用バースデーケーキでお祝いする飼い主も多いそうです。
PARK WING内にあって「ドッグ・ラバーズ・スイート at トーキョーベイ」に隣接した、朝から夜まで気軽に利用できるフードコートスタイルのカジュアル・ダイニング「ガレリアカフェ」。ここでは、コーヒーなどのドリンク類のほか、さまざまな国のアラカルトメニューをカジュアルなフードコートスタイルで楽しむことができます。
テイクアウトできるメニューもあり、わんこ用のメニューを頼むこともできるので、外のドッグテラスでわんこと一緒に食事をすることもできます。
ドッグテラスに置かれたベンチにはリードフックが取り付けられており、わんこが走り出してしまうことなどを気にすることなく食事を楽しむことができます。テラスの庇部分にはヒーターが取り付けてあるので、肌寒いときも安心。散歩の途中で立ち寄る近所のわんこと飼い主も多いそうです。天気のよい日はとっても気持ちよく、ゆったりとくつろげることができるので、わんことの会話もはずみそう。また、すぐわきには「ドッグトイレ」があり、シャワーや足洗い場、ウンチボックスも用意されているので、わんこが「もよおした」ときでも大丈夫。
少し前までは、ここシェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテルもわんこと飼い主が一緒に泊まることができませんでした。かつては、飼い主がホテル内にいるあいだ、駐車場の車の中に残されて不安そうにしているわんこたちの姿に多くのホテルスタッフが心を痛めていたそうです。もちろん、ホテルを訪れる多くの飼い主から「わんこと一緒に泊まりたい」という声もあがっていました。「わんこたちを不安な夜から解放したい。飼い主の声に応えたい。」そんな想いを抱え続けていたホテルスタッフ。その想いが昨年、舞浜エリアで唯一、わんこと一緒に泊まることができる「ドッグ・ラバーズ・スイート at トーキョーベイ」となって叶えられたのです。「PARK WING」には、わんこたちへの温かい思いやりと深い愛情が数々のこだわりとなって現れています。一度わんこと一緒に泊まった飼い主たちは、わんこと一緒に車を降り、わんこと一緒に帰るまで、あらゆる場面でオリジナルな上質のおもてなしに触れます。そのおもてなしは期待を上回るものであり、「また一緒に来ようね」と飼い主に言わせてしまうものに違いありません。わんこ本位で臨機応変に対応し、緊急時の対処法もしっかり考えられている。そんなことも再び足を向けたくなる理由でしょう。ユーザーの声に真摯に応えてくれることも理由のひとつ。ラグジュアリーホテルだからといって、けっして敷居が高いわけではありません。まずは一度、「ドッグ・ラバーズ・スイート at トーキョーベイ」を訪れてみませんか。
【車】首都高速道路湾岸線「葛西ランプ」出口または「浦安ランプ」出口から約10 分
【電車】JR京葉線「舞浜駅」からディズニーリゾートラインに乗車。「ベイサイド・ステーション」より徒歩または無料シャトルバスにて1分
【飼い主用】歯ブラシ、フェイスタオル、レザー、ヘアブラシ、シャワーキャップ、シャンプー、リンス、ボディソープ、石けん、綿棒、マウスウォッシュ、スキンローション
【わんこ用】ドッグベッド、ドッグマット、フードボウル、トイレシート&トレイ、ダストボックス、消臭スプレー、粘着クリーナー、空気清浄機