わんこにやさしいクルマ特別編
乗り物(クルマ)に酔ってしまうわんこへ
犬の乗り物(クルマ)酔いについてはいろいろな要因があります。1〜3の対策を参考にして、愛犬とのおでかけをお楽しみください。
1. 犬の乗り物酔いについて 原因と対策(獣医師より)
故 佐草一優先生
【故 佐草一優】
1958年〜2013年
愛犬の車酔い対策、とっておきアドバイス

飼い主さんは、車に乗る場合、どこへ行くのか、何をするのか、どれくらい時間がかかるのか全て理解していますよね。でも、同乗する愛犬は、それが理解できていませんから、不安・緊張・恐怖・異常興奮のいずれかの状態になっているわけです。そうした精神状況の中で、密閉された空間に入れられいきなり大きなエンジン音と振動が始まり、それがいつ終わるとも知れず続くわけですから、気持ち悪くなって吐きたくなるのも当然です。そこで、今回は愛犬が車酔いしないですむ、とっておきの方法を伝授しましょう。

まずは、車内の匂い。貴方の車はいろいろな匂いがこもっていませんか?煙草や香水、食べ物の匂い、オイルの匂いの他にも、よかれと思って設置している芳香剤や、新しいクッションや新車の匂いでさえも、犬にとっては『勘弁してほしい刺激臭』になっているのです。まず、犬を車に乗せる前に、こうした匂いを除去する努力をしましょう。最近は、ヒノキチオールなどの体に優しい天然成分の匂い分解スプレーも販売されていますから、そうしたものを噴霧して、匂いを元から分解します。

次に、愛犬を車内環境に馴れさせることです。ドライブが特別なものだから、精神的なストレスになってしまうわけですから、車の中をいつもの日常的なスペース、むしろ楽しい場所にしてしまえばいいわけです。例えば、時間のある時は、一緒に車に乗り込んで、昼寝をしたり、リラックスマッサージをしてあげたりといったのんびりした愛犬との水いらずの時間を取るようにします。この時にアロマローションでマッサージしたり、車内に微かに香る程度のリラックスアロマを焚いたりするのも効果的です。また、普段愛犬が愛用している布団やおもちゃを持ち込むのもお勧めです。そうした状況に馴れることで、車内には愛犬のリラックスした匂いも残りますし、なによりも愛犬が「車の中はいつものくつろぎの空間」という認識を持つようになります。

次のステップとして、車の振動や動きに馴れさせることです。リラックスタイムの最後にちょっとだけ、車を動かして近くの公園まで行きます。到着したら降りて、ボール遊びなど大好きな遊びをしてあげます。これを繰り返すことで、「車は動き出しても怖くないし、すぐに止まって、次に楽しいことが待っている」というパターンができあがっていくわけです。こうなれば、もうほとんど愛犬はドライブOKになっているはず。

最後に、ドライブの時のアドバイスを。カーゴスペースで、キャリングケージの中に入れて静かにレストさせておけるのであればそれがベストですが、それが難しくて車内で一緒にいる場合には、必ずシートベルトをつけるかリードをつけるかして、だれかが抱っこするか撫でながら、話しかけてあげることです。また、鼻先が出るくらいに窓を開けておくことも大切。新鮮な空気が入ってくれば気持ち悪くなるのが防げるだけでなく、千変万化する外のいろいろな匂いを嗅ぎ続けることができるわけですから、気分転換にもなります。ただし、犬が足をかけて窓が突然開閉して、思わぬ事故になることもありますから、オートウインドウの場合には必ずロックをしっかりとしておくことです。

また、長距離ドライブになる時には、頻繁に休憩時間を取って車外に連れ出して、排泄させたり、遊んであげたりといった気分転換をはかってあげることも大切です。いずれにしても、愛犬に「ドライブは飼い主さんと一緒にいれて、その上とても楽しいもの」と思ってもらうことが一番というわけです。

最後にとっておきの秘密アイテム。ドライブアロマローションを試してみてください。ジンジャーとペパーミントのアロマエキスの効果で、気持ちよくリラックスできる楽しいドライブ、愛犬も満喫してくれることでしょう。

2. 移動中は固定&運転はやさしくページTOPへ
Travel Dogアクセサリー/ペットキャリー
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車で移動中は、わんこをペットキャリー等の中でおとなしくさせます。(なかなか難しいかと思いますが、子犬の時からそういうものだと慣らせておくと良いです)狭い中にいることで、カーブの時も犬の体の揺れが少なくなり、酔わなくなる効果があります。

また、車の運転はやさしく! 発進や、止まるときは、急な操作はせず、なるべくガクンとならないように心がけます。山道などのカーブでもなるべく車体を左右に揺らさないように、スムースに走ることがコツです。