MICRO COMMUTER CONCEPT スマートフォンみたいなクルマを創れないだろうか。 (株)本田技術研究所  四輪R&Dセンター  デザイン開発室 飯田亮士

飯田亮士の考える「気持ちいい」とは?

人と気軽にコミュニケーションがとれる。情報を調べて、何かをしたくなったら、すぐに行って実現できる。そんな、スマートフォンがクルマになったみたいな乗りもの。そして、ジャケットを羽織るように、気軽に身にまとう感覚の乗りもの。いわばスマートフォン(ケータイ)がパワースーツになったようなクルマがあったら、気持ちいいのではないでしょうか。

マイクロサイズでも、友だちや家族と乗ってもらいたい。

EVの時代には小さなコミューターの提案が増えるでしょう。それらの多くは一人で移動することを前提としているはず。でも一人乗りって、ちょっと寂しくないですか? やはり、人とのコミュニケーションが楽しいですよね。一人乗りと同じようなマイクロサイズでも、友だちや家族と乗ってもらいたい。そこで、新しいパッケージを考えたのです。

1+2のシートレイアウトを考案。全長25mで3人乗車(*)の空間を生んだ。*大人1名+12歳未満の小児2名の3名乗車、または大人2名乗車を想定

フットワークよく、都市での移動を楽しんでもらいたい。

フットワークよく都市内を移動するコミューターであるために、タイヤを可能な限り四隅にレイアウトし、フェンダーをカバーリングして、今にも駆け出しそうなエクステリアデザインとしました。インテリアは機能的でシンプルですが、意外なほどにダイナミック。乗ってみると、開放感に驚くはずですよ。

タンブラーみたいに「自分だけの一台」にしてもらいたい。

ケータイやスマホならカバーを変えるだけで、タンブラーならシートを差し替えるだけで、自分好みにカスタマイズできますよね。そんな気軽な感じで、クルマのエクステリアもカスタマイズできないかと考えました。フロント、サイド、リアに好みの柄のシートを差し込むだけで、自分だけの一台にできるようにしたのです。

MICRO COMMUTER CONCEPT モビリティを着るような感覚で、移動を楽しむ。「未来都市型ケータイ・パワースーツ」。人とのコミニュケーションが広がって「気持ちいい」が拡大していけばいいですね。 コンセプトモデル 全長2,500mm 全幅1,250mm 全高1,430mm ホイールベース1,860mm