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CSRヒストリー アメリカ社会への恩返し イーグル・ロック・スクール

イーグル・ロック・スクール・アンド・プロフェッショナル・デベロップメント・センター(以下「イーグル・ロック・スクール」)は、学費免除の全寮制の教育施設です。ここでは通常の高校教育のシステムにはなじめず困難に直面している生徒たちに対し、個々に適したカリキュラムを用意することで失いかけた未来への希望や夢を取り戻し、かつ、高校の卒業資格を得られるよう支援しています。この学校では、生徒、教師、スタッフがともに学び、責任感を持ち信頼関係を築きながら1つの共同体として生活できる環境をつくっています。コロラド州にあるロッキーマウンテン国立公園の大自然に抱かれたこの高校は、まさにアメリカン・ホンダ・モーターの感謝の想いがかたちになった場所です。

Hondaは、アメリカで事業を開始して以来、さまざまな社会貢献活動をおこなってきましたが、時代の要請に応えかつHondaらしい社会貢献にチャレンジするため、1989年にプロジェクトチームが発足しました。そこで整理された2つの方針が「Hondaの現在のビジネスには一切関係ないこと」「資金だけ出すのではなく、自らも汗を流し直接参加できること」をおこなう、というものでした。高等学校の教育に問題を抱えていた当時のアメリカにおいて、2つの方針を実現し、長い展望をもってあせらず挑戦していく課題として、アメリカン・ホンダ・モーターは教育への取り組みを選択。アメリカ社会に感謝し、恩に報いるための社会貢献活動として、新しい教育施設をつくることが決まったのでした。

そこで、その教育施設の実現に向けアメリカン・ホンダ・モーターは1991年に非営利の学校法人アメリカン・ホンダ・エデュケーションを設立、それから2年後イーグル・ロック・スクールが誕生しました。同校の大きな特徴の1つには、学生だけではなく、教員の能力向上を目的としたプロフェッショナル・デベロップメント・センターを併設していることがあげられます。

イーグル・ロック・スクールの設立と同時に、アメリカン・ホンダ・モーターはプロフェッショナル・デベロップメント・センターを設立しました。このセンターはアメリカ全土の教育者に対して開かれており、イーグル・ロック・スクールが持つ教育に関するユニークな考え方、生徒たちとのコミュニケーションの仕方などを観察し学んで、それを自分たちの教育機関へ持ち帰って共有できるようなシステムになっています。

同校の校長、学生、および教職課程の特別教育研究員の声とともに、イーグル・ロック・スクールの過去・現在・未来についてご紹介します。

※アメリカン・ホンダ・モーター:1959年にHondaがはじめてアメリカに設立した現地法人

イーグル・ロック・スクールについて
  • 開校:1993年秋
  • 所在地:ロッキーマウンテン国立公園の玄関口、コロラド州エスティーズパーク内
  • アメリカン・ホンダ・モーター傘下の非営利学校法人であるアメリカン・ホンダ・エデュケーションによる取り組み
  • 学費全額免除の高等学校および専門能力開発センターからなる施設群
  • 全寮制、小規模教育(定員96名)
人の役に立つ市民となるために イーグル・ロック・スクールで学んだこと アメリカの教育者のためにできること