Hondaフィロソフィーの「人間尊重」という基本理念に基づき、多様な従業員一人ひとりがもてる力を活き活きと発揮できるよう働きやすい職場環境づくりに力を注いでいます。
労働時間の短縮
Hondaは、1970年に隔週5日制、1972年に完全週5日制を導入するなど、業界に先駆けて労働時間短縮に積極的に取り組んできました。水曜日と金曜日は原則として全員定時退社する「ノー残業デー」運動や、労使で進める年次有給休暇カットゼロ運動※は、いずれも30年以上の歴史をもっています。
こうした活動の結果、2010年の従業員一人あたりの総労働時間は1,863時間、一般組合員における年次有給休暇の平均取得日数は18.6日となり、業界でも高水準の総実労働時間の短縮を達成しています。
また、Hondaは、従業員の計画的な年次有給休暇の取得推進、および余暇の有効活用によるモチベーションアップを図るために、一定の勤続年数を経過した従業員を対象に3日連続・5日連続で年次有給休暇取得を奨励する制度を導入しています。
※年次有給休暇の繰越日数を超えてカットされる日数をゼロにする取り組み
仕事と育児・介護の両立を支援
Hondaでは仕事と生活の両立を支援する制度の整備を積極的に進めています。
出産や育児・介護をおこなう従業員だけでなく、マネジメント層が制度の内容を正しく理解し有効に活用できるように、仕事と育児・介護の両立支援制度をまとめた「ガイドブック」をマネジメント層に配布。2010年1月には社内イントラネットにも掲載しすべての従業員が閲覧できるようにしています。
また、2007年7月からは、「家族の介護」「配偶者の転勤や駐在」による事情で退職した従業員に対して、こうした退職事由が消滅した後にあらためて再入社する道を設けています。
「仕事と育児・介護の両立支援ガイドブック」(左)と
法改正の告知ポスター(右)

さまざまな相談窓口を設置
Hondaでは、働きやすい職場環境づくりのためにさまざまな窓口を設置し、従業員をサポートしています。
「仕事と育児・介護の両立に関する相談窓口」
仕事と生活の両立に取り組む従業員に対する個別の相談受付と、両立を支援する制度の周知と活用の促進のため、2010年1月に各事業所の総務部門のなかに相談窓口を設置しました。
男女各1名の担当が対象者からの相談だけではなく、上司からの相談にも対応しています。
相談窓口をPRするポスター
「セクハラ相談窓口」
全従業員を対象にした「セクハラ相談窓口」を1999年から設置しています。セクシュアルハラスメントの発生の抑制と、迅速かつ適切な解決を図ることを目的にしています。
「ライフプランセミナー窓口」
定年退職後の健康・生きがい・生活資金に関する不安を少しでも解消し、支援するために、「ライフプランセミナー窓口」を設置しています。50歳をむかえる正規従業員を対象に、おもに生活資金を中心に解説した冊子を配布しています。55歳をむかえる際には、配偶者も対象とした「ライフプランセミナー」を開催するなど、定年退職後のセカンドライフの情報を提供しています。また、従業員からの個別相談も受け付けています。


