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代替燃料の実用化

ガソリンが、天然ガスや電気に変わったら…



NGV[98年6月発売予定]
排出ガスが、世界で最もクリーンなレベルで、しかも、ガソリン車並みの性能を発揮する天然ガス自動車、シビックGXです。

天然ガスは、都市ガスとして使っているように私たちにとって身近なエネルギーであること。
また埋蔵量が豊富で安定した確保も容易であり、そしてなにより、もともとクリーンで、排出ガス中の有害物質がきわめて少ない燃料であること。
ホンダがこれらの点に着目し、独創的な技術で新たに開発した天然ガス自動車NGV(Natural Gas Vehicle)、それが、シビックGXなのです。
本来、有害物質の少ない天然ガスの、排出ガス中のCO、HC、NOxをかぎりなくさらに低減し、 世界最高水準のクリーンな排出レベルを達成するとともに、CO2もガソリンに比べ約20%低減しています。
しかも、天然ガスの特性を生かすための高圧縮化への対応、高熱対策や摩耗対策、出力向上などには、インディカー・レースで培ってきたテクノロジーを応用することなどにより、実用車としても優れたパフォーマンスを実現しました。
このクルマに投入した技術のすべてが、環境とエネルギー問題に対するひとつのホンダの提案です。
ホンダNGV
天然ガス自動車を実現した、ホンダ独自の技術です。
ホンダの排出ガスクリーン技術を結集。

排出ガス中のCO、HC、NOxを極限まで低減し、内燃機関を使用し市販が予定されるクルマとして、これまでで最もクリーンなレベルのNGV専用エンジンとしました。


NGV専用1.6リッターVTEC-Eエンジン
力強く、爽快な走りと高い経済性をもたらす、天然ガス自動車専用VTEC-Eエンジン。

きびきびとした逞しい走りと優れた経済性を実現するために、ホンダは115馬力*の1.6リッターVTEC-Eエンジンを採用しました。
高圧縮化への対応、高熱対策や摩耗対策、クリーン化や出力向上などの問題については、 インディカー・レースで培ってきた最新のバルブ技術を応用し、新素材や新装備で解決しています。 また、軽量で大容量のオールコンポジット燃料タンクを採用することで、一回の充填で約330kmという走行距離を実現。信頼性と実用性を大幅に高めています。

シビックGX
シビックGX
●全長×全幅×全高 4.450m×1.695m×1.390m
●車両重量(kg) 1,170
●乗車定員(名) 4
●総排気量(cm3) 1,590
●最高出力(PS/rpm)* 115/6,500
●最大トルク(kgm/rpm)* 13.6/5,500
●圧縮比 12.5
●排出ガス対策 三元触媒
●燃料容器容量(リッター) 100×1本
●燃料容器 オールコンポジット
●ガス充填圧(kgf/cm2) 200
●ガス充填量(Nm3) 20
●走行距離(km) 約330
(数値は社内データ)
基本からレベルの高い安全性と、品質を追求。

燃料タンクは、充分なクラッシャブルゾーンを確保した、トランクルーム内に設置。
高剛性ボディと相まって、高い安全性を実現しました。また、市販される天然ガス自動車としては世界で初めて、ガソリン車と同じ工場のライン(米国・イーストリバティ工場)で一貫生産。ホンダならではの高い品質を保っています。




EV
米国と日本そしてスイスを走るHONDA EV PLUSは、暮らしの中での実用性を徹底的に磨き上げたEV(ElectricVehicle)です。
NGVもEVも、より多くの人々に使われてこそ、その価値が広がっていくものとホンダは考えています。これまでのクルマと同じように走って、同じように使えることが基本。現在、米国と日本そしてスイスでリース販売されているHONDA EV PLUSはこの点を重視して開発された本格実用EVです。通勤や買い物、街乗りなど暮らしの中での利用を前提に実用性能を追求。 大人4人がゆったり乗れるパッケージングと充分な走行性能、航続距離を高次元でバランスさせています。 HONDA EV PLAS

HONDA EV PLUS〔リース販売中〕
●主要寸法 全長4.045m×全幅1.750m×全高1.630m
●重量 1,615kg ●乗車定員 4名 ●駆動方式 前輪駆動
●電圧 288V
●原動機 種類
出力(連続定格)
トルク
DCブラシレスモーター
49kW/1,700〜8,750rpm
275Nm/〜1,700rpm
●バッテリー 種類
個数
12Vシール型Ni-MH電池
24個
●充電器 入力電圧
種類
標準充電時間
AC100V/200V
車載型(コンダクティブ)
8時間(200V)
●一充電走行距離 10・15モード走行 220km
40km/h定地走行  350km
●最高速度 130km/h以上

快適な乗り心地と安全性を両立させた、
新骨格パッケージ。

衝突時や電気安全に配慮し、ワンパック化したバッテリーなど電気系を車体の下部に集約しました。またこの構造により、低重心でソフトな乗り心地や使いやすいフラットなフロアも実現しています。

軽量で高いパワーとトルクを発揮する、DCブラシレスモーター。

電力消費を最適コントロールし、市街地から高速走行までスムーズな走りを実現する、フル電子制御システム。

家庭でも充電できる高性能バッテリー。
■*は「ネット値」です。「ネット」とはエンジンを車両に搭載した状態とほぼ同条件で測定したものです。同じエンジンで測定した場合「ネット」は「グロス」よりも約15%程度低い値(自工会調べ)となっています。
■モード走行時における燃料消費率の表示は、都市内高速走行等が加味されているため、同じ車両で測定した場合「10モード」より平均的には小型、普通乗用車で約10%程度高い価(自工会調べ)となります。
■燃料消費率は定められた試験条件のもとでの値です。実際の走行時には、この条件(気象、道路、車両、運転、整備などの状況)が異なってきますので、それに応じて燃料消費率が異なります。


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