開発コンセプト

New グリップヒーター「スポーツ・グリップヒーター」装着例

New グリップヒーター
「スポーツ・グリップヒーター」装着例

Hondaの「グリップヒーター」は、Hondaのモーターサイクルで使用しているグリップにできるだけ“近いこと”を優先的に考え開発を進めています。 Hondaのモーターサイクル開発時において、アクセル操作やクラッチ・ブレーキ操作などを担うグリップの重要度は高く、 材質や厚みなど様々な検討がなされています。このように重要度の高いグリップを外し、オプション用品としての「グリップヒーター」を装着することは、 ユーザーにとって快適性を得るために、不安感というリスクを負うことにも繋がります。これまで(株)本田技術研究所 二輪R&Dセンターでは、素材をHondaモーターサイクルが使用する ラバー素材と同一特性になるよう専用化し、厚みもできるかぎり同等の状態を実現するよう努力していました。

しかし、多くのユーザーから“操作感が変わる”“グリップヒーターの装着感が出てしまう”などの意見を多くいただきました。そこで、(株)本田技術研究所 二輪R&Dセンターは、 「極限まで装着感の無いグリップヒーター」をコンセプトとして、新たなグリップヒーターの開発に着手。また、開発に当たっては、これまで培った技術を最大限に活用し、 「これまで以上に暖かい」「操作性の更なる向上」をキーワードとして推進しました。

スポーツ・グリップヒーターの開発に当たっては、現状モデルの徹底した分析からスタート。 開発メンバーが極寒のテストコースにグリップヒーター装着車を持ち込み、 自身で体感することから始め、装着感や操作性、指の温まり方に至るまで、 細部の分析を試みました。通常グリップヒーターを開発する際には、 電装系の開発者を責任者に開発を推進しますが、今回は非電装系の開発者を抜擢し、 大きくユーザー視点に発想を転換することで開発を推進しました。

その結果、開発コンセプトに従い極限まで装着感が無く、 これまで以上に暖かく、操作性に優れたグリップヒーター 「スポーツ・グリップヒーター」を開発することを実現しました。