2010年10月発表 2012年7月終了モデル
この情報は2012年7月現在のものです。
運転席のドアを開けると文字盤が淡く輝き、イグニションO Nで指針とメーター内のマルチインフォメーション・ディスプレイが点灯、さらにブルーのグラデーション照明が浮かびあがります。また燃費や各種警告などもひと目でチェック可能。Hondaスマートキーシステムによるパーソナリゼーションセッティング機能の設定画面もここに表示されます。
運転席側と助手席側、さらにそれぞれの上下を独立してお好みの温度に設定できる先進のインテリジェント・デュアル・フルオートエアコンディショナー。足もとの温度を維持したまま、上半身の温度だけを下げるといった細やかな調整も可能です。さらにGPS情報や日射センサーにより日射の強さや方向を判断し、左右上下の温度や左右の風量を自動制御する画期的な偏日射コントロール機能も採用。たとえば助手席側にだけ日が当たり続けるなどの状況で、優れた効果を発揮します。またプログレッシブコマンダーにより、多彩な機能を簡単操作で実行できる点も大きな魅力です。
シートヒーター機能*に加え、シートの快適性を高めるために、運転席と助手席のシートに送風機能を装備。風量調整はコンソールパネルのスイッチで。蒸れがちな夏場なども、快適な座り心地をかなえます。
*サイドエアバッグシステム(標準装備)の乗員姿勢検知システムのセンサーが装備されているため、助手席の背もたれにヒーター機能はありません。
シート、ステアリング、ドアミラーの調整位置を2名分登録・呼び出しできるドライビングポジション・メモリーを装備。運転を交代した際など、スイッチひとつで記憶した位置を再生できます。
リア席には、3名分すべてにヘッドレストをご用意しました。さらにスイッチひとつで3つのヘッドレストが後方に倒れる機構を国内で初めて採用。リアの視界を広げ、後方確認をいっそう容易にします。
吸音性に優れたインシュレーターの各部への採用など、細部にまで音と振動に配慮。そのうえでアクティブサウンドコントロールが、エンジン回転数をもとに打ち消すべき周波数を特定し、車載オーディオと連動してスピーカーから打ち消し音を出力。走行中のキャビンに侵入するこもり音を低減し、レジェンドにふさわしい静粛性を実現します。
高揚感をもたらすエンジン音へもきめ細かく配慮したレジェンド。加速サウンドをエンジン回転数の上昇に合わせて調整する機能を搭載し、加速時のリニアなスポーティサウンドを実現。走る歓びをさらに高めます。
プレミアムセダンにふさわしい静粛性の獲得にも、レジェンドは独創的な手法を試みています。ラグジュアリーなデザインのマルチスポークホイールを取り巻くように装着した中空構造のレゾネーター(消音装置)により、走行時にタイヤ内部で発生する不快な共鳴音を、共鳴吸収効果によって抑制。特に、高速道路の段差を越えたり、荒い路面を走行する際に効果を発揮します。世界で初めてホイールに採用したこの機構とボディ各所に効果的に配置した遮音材/吸音材との相乗効果により、走行中のさまざまな周波数のノイズを効果的に低減。快適な室内空間で、胸のすく走りを味わう歓びをぜひ実感してみてください。
※ユーロパッケージを装着した場合、ノイズリデューシング機構は装着されません。内装部品の素材、加工法、接着剤の見直しにより、ホルムアルデヒド、アセトアルデヒド、トルエンなどのVOCの揮発量を抑制しました。また、排ガス臭や花粉などの除去性能に優れた高性能脱臭フィルターを標準装備し、車室内の臭いや刺激臭を軽減するとともに、VOCを厚生労働省の定めた『室内濃度指針値』以下とし、車室内の空気質を改善しています。
*VOC(揮発性有機化合物):Volatile Organic Compounds
■各装備・仕様の詳しい設定につきましては、「装備一覧」をご覧ください。