2006年10月発表 2008年8月終了モデル
この情報は2008年8月現在のものです。

メカニズム/ボディ&シャシー

レジェンド トップメカニズムボディ&シャシー

高品位と高性能の妥協なき両立が、ベースとなる。

豊かなドライビングへの追求が結実した軽量高剛性ボディ

衝突安全性、静粛性、乗り心地を高次元でバランスさせ、なおかつ軽量化を徹底したレジェンドのボディ骨格。それは、あらゆるドライビング操作に対するあいまいな動きのない、きわめて上質かつ快適な乗り味を提供します。まず、大断面化した主要骨格部材を最適配置し、結合部に効果的な補強を加えることにより、静剛性(ねじり剛性/曲げ剛性)、動剛性(フレーム前後端の上下/左右方向の変位特性)ともに、世界トップレベルの高剛性を実現。そのうえで、アルミ材や高張力鋼板の多用などによって、軽量化を徹底しています。さらに、磨き上げられた空力性能は、高速域でのスタビリティを大きく高めるとともに、低燃費にも貢献します。

走行イメージ

軽量高剛性ボディ
■軽量化への徹底した取り組み
ボンネットフード、フロントフェンダー、トランクリッド、前後バンパービームをはじめ、前後サスペンション、サブフレームをアルミ化。また、マグネシウムフロントシートバックフレームの採用、CFRP(Carbon Fiber Reinforced Plastic:炭素繊維強化プラスチック)プロペラシャフトの採用などにより、大幅な軽量化を達成しています。

写真は説明のため合成したものです。

ダブルウイッシュボーン・フロントサスペンション/マルチリンク・リアサスペンション

SH-AWDの高性能を最大限に引き出すフロント/リアサスペンション。ハンドリングのリニアリティ、旋回加速時のトラクション向上、フラットライド向上、という課題に対して理想的なジオメトリーを見い出しました。
さらにサスペンションアーム、ナックルのアルミ化やHonda独自のハイブリッド構造によるアルミサブフレームは軽量化、高剛性化に大きな効果を発揮。リアサスペンションは、新開発のマルチリンクタイプを採用し、すべてのアームをサブフレームに取り付けることで、コーナリングやブレーキング時の高い安定性と乗り心地を両立しています。

フロント/リアサスペンション

■ダブルウイッシュボーン・
 フロントサスペンション

■マルチリンク・
 リアサスペンション

4輪ベンチレーテッドディスクブレーキ

軽量化を追求し前後ともアルミキャリパーを採用したレジェンドの4輪ディスクブレーキ。フロントには、ホイールに対応した大径ベンチレーテッドディスクに高剛性アルミ対向4ポットキャリパーを、リアにも、ベンチレーテッドディスクにアルミ製のキャリパーを採用し、卓越したブレーキフィールとともにクラストップレベルの制動性能を発揮します。

4輪ベンチレーテッドディスクブレーキ

■フロントベンチレーテッド
 ディスクブレーキ

■リアベンチレーテッド
 ディスクブレーキ

空力性能

レジェンドの空力性能は、ハイパワーエンジンやリアドライブユニットに対する適切な冷却にも配慮しながら、くま無く磨き上げました。段差ゼロのフラッシュサーフェスとしたセンターピラーとサイドウインドウや、低全高デザインのヒドゥン式ワイパーは、風切り音の低減にも大きく貢献。また、フロアアンダーカバーを最適配置することにより、理想的な前後のリフトバランスを実現しています。

空力性能
■フロアアンダーカバーを最適配置