法人向けタイプ

バッテリーへの充電を安全に行うための方法や仕様をご紹介します。

  • アコード プラグイン ハイブリッドをご使用いただくにあたって
  • Honda推奨工事仕様
  • 既設の電源回路を利用される場合

アコード プラグイン ハイブリッドは、
駐車場に専用コンセント等(単相AC200Vまたは単相AC100V)を
ご準備いただければ、専用の充電ケーブルを使って充電できます。
ただし、充電時は大電流(AC200Vで15A/AC100Vで12A)が長時間流れるため、
万一使い方を誤ると火災や感電の原因となることがあります。
ご案内の内容をご確認の上、適切に対応していただくよう、
よろしくお願いいたします。

アコード プラグイン ハイブリッドのご購入前・ご使用前に、下記事項をご確認下さい。

駐車場に充電設備が必要になります。
◎充電設備として、「単相AC200V」または「単相AC100V」の専用コンセント等が必要になります。
◎駐車場に充電設備がない場合、Hondaが推奨する仕様に沿った工事を実施してください。電気工事は有資格者(電気工事士)による適切な工事を行ってください。
◎充電方式は普通充電のみに対応しております。
アコード プラグイン ハイブリッド 充電時間の目安
単相AC200vで充電の場合 約90分(※)
単相AC100vで充電の場合 約260分(※)

※EV走行の推定航続可能距離がゼロの状態から満充電まで。

■充電時間はバッテリー残量や気温により異なります。

車載の充電ケーブルの長さ
AC200V 5.0m
AC100V 5.0m(別売)
  • 主要装備
  • 安全装備
  • 先進装備
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  • Honda推奨工事仕様
  • 既設の電源回路を利用される場合

アコード プラグイン ハイブリッド充電設備における推奨工事仕様

アコード プラグイン ハイブリッドのご使用にあたって必要な充電設備について、Honda推奨工事仕様をご案内します。推奨工事仕様に基づいた適切な工事をお願いします。本仕様は、電気工事に関する各種法規やガイドライン等に基づき作成しています。

戸建住宅における設備工事例注意:回路は、必ず専用回路※としてください。 10Aを超える電気製品は専用回路が必要です。アコード プラグイン ハイブリッド充電時の定格電流は15A(AC200V)なので、必ず専用回路にしてください。同じ回路に他の電気製品が接続されると、過電流によるブレーカーの遮断や、過熱・火災の原因となることがあります。※専用回路とは分電盤内のブレーカーから分岐配線することなく、ひとつの電気製品へ単独で配線された回路のことです。
1 電源 電源は、単相AC200Vでの充電を推奨します。

アコード プラグイン ハイブリッドの充電時間は、単相AC200Vで約90分、 単相AC100Vで約260分ですので、単相AC200Vの方が時間的にもコスト的にも効率的です。

※EV走行の推定航続可能距離がゼロの状態から満充電まで。

■充電時間はバッテリー残量や気温により異なります。

2 分岐ブレーカー 専用回路の分岐ブレーカーは20A用漏電遮断器の高速・高感度型(0.1sec15mA)を推奨します。

充電中に万一、漏電が発生した場合、主幹ブレーカーより先に専用回路の分岐(漏電)ブレーカーが作動し、家屋全体が停電するリスクを低減します。また、高速・高感度型の漏電遮断器とすることで、万一の漏電発生時における人体への影響を最小限に抑えることができます。

3 配線 配線の太さは、30Aに対応した直径2.6mm以上を推奨します。

配線の太さには一定の基準があります。20A仕様の配線でも、アコード プラグイン ハイブリッド充電の対応は可能です。しかし、将来の充電容量アップに伴う配線変更工事費用を考慮すると、今回の工事で余裕をもった30Aに配線しておくことを推奨します。

4 手元スイッチ 専用コンセント設置時は、手元で電源の<入><切>ができるスイッチ(手元スイッチ)の取り付けを推奨します。

スイッチ操作で電力供給を遮断できるので、スイッチを切った状態で電源プラグの抜き差しを行うことができます。

5 コンセント コンセントは、専用コンセント(日本配線システム工業会規格 JWDS 0033 20A 250V)を推奨します。

頻繁な電源プラグの抜き差しに対する耐久性、安全性の面から専用コンセントを推奨します。
一般的なコンセントでは以下のような恐れがあります。

警告
◎ 抜き差し回数が多いことによるコンセントのゆるみが発生し、過熱・発火の原因となります。
◎ 充電ケーブルの重みで電源プラグがゆるみ、過熱・発火の原因となります。
◎ 充電ケーブルの重みで電源プラグが脱落し、充電が中断してしまう可能性があります。
  • ■本田技研工業株式会社およびHonda販売店は充電設備および当該設置工事について、いかなる責任も負うものではありません。
  • ■電気工事は有資格者(電気工事士)が電気設備に関する技術基準に従って行ってください。
  • ■電力会社とのご契約アンペアの変更が必要になる場合があります。
  • ■設置場所の既設配線状況により、追加工事が発生する場合があります。
  • ■本サイト以外の内容については、(一社)日本配線システム工業会技術資料JWD-T33「EV普通充電用電気設備の施工ガイドライン」を参照ください。

単相AC100Vでの充電

単相AC100V(12A)での充電も、 専用のコンセントの設置や専用回路とするなど、
単相AC200Vでの充電と同様の仕様を推奨します。

注意
本サイト記載項目および電気工事関連法規、その他ガイドラインに準じない設置工事を行った場合、過熱による発火、感電、漏電、頻繁なブレーカーダウン等のトラブルが発生する可能性がありますので、十分ご注意ください。
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  • Honda推奨工事仕様
  • 既設の電源回路を利用される場合
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  • 既設の電源回路を利用される場合

既設の電源回路をご利用される場合(および外出先で充電される場合)

以下項目についてご確認ください。

1 回路 回路は専用回路(※)になっていますか。

10Aを超える電気製品は専用回路が必要です。また、同じ回路に他の電気製品が接続されると、過電流によるブレーカーの遮断や、過熱・火災の原因となることがあります。

※専用回路とは分電盤内のブレーカーから分岐配線することなく、ひとつの電気製品へ単独で配線された回路のことです。

2 漏電遮断器 建屋側に漏電遮断器がついていますか。

主幹用漏電遮断機 分岐用漏電遮断機万一の漏電発生時におけるお客さまの感電の危険性を低減します。

3 コンセント 接地極(アース)付コンセントですか。

コンセント漏電遮断器との併用により、漏電時におけるお客さまの感電の危険性を低減します。

4 配線 15A以上の電流を連続通電可能ですか。

必ず建屋側の定格電流容量が15A以上であり、かつ、過電流保護ブレーカーがついていることをご確認ください。

警告 安全のため、以下の行為は絶対に行わないでください。
  • ■変換アダプターの使用
  • ■延長コード、ドラム式リールの使用
  • ■タコ足配線
  • ■接地極(アース)のないコンセントの使用
参考法規/ガイドライン

●電気設備の技術基準の解釈(経済産業省) ●内線規定〈(社)日本電気協会〉
●EV普通充電用電気設備の施行ガイドライン〈(一社)日本配線システム工業会〉
●電気自動車・プラグインハイブリッド自動車のための充電設備設置にあたってのガイドブック(経済産業省・国土交通省)

ご使用環境により、いたずら・盗難防止のための対応をご検討ください。

  • 充電コネクターのリリースボタンに、市販の南京錠(ツル部径はΦ5mm以下、ツル直線部の長さは12mm以上)を取り付けることができる穴を設定しております。リリースボタンを押すことにより充電コネクターを充電口から取り外す構造になっておりますので、この穴に南京錠など装着していただければ、充電コネクターを引き抜くことが出来なくなります。
  • 充電設備設置工事の際、コンセント、手元スイッチに、凍結防止機能を有する、鍵付きの屋外コンセントBOXなどを設置対応することもご検討ください。

充電設備の設置にあたっては、下記ホームページもご参照下さい。

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