ワックスは、天然カルナバロウ(植物性)等を主成分とし、塗装面の保護・ツヤ出しに使われています。ボディ塗装の保護やツヤ出しのためにかけるものですが、固形・半固形・液体タイプなどさまざまな種類があります。塗装(ソリッド・メタリック・ホワイト車)や目的(ツヤ出し・保護・汚れも落とす)に適したものを選びましょう。
夏期など日射が強くボディパネルが熱くなっているときにワックスがけをすると、シミができやすくなります。また風の強いときには、舞い上がった砂が原因でキズがつきやすくなります。ワックスをかけるときは、なるべく屋根や風よけのある場所で行うほうがよいでしょう。
ボディに砂や泥などが残っていると、ワックスをかける際にひきずってキズをつける原因になります。洗車はもちろん、水アカや鉄粉、古いワックスなどをきれいに落とすことが重要です。
拭き取り時にワックスの粉が下へ飛び散るので、衣服への付着を避けるためにも、上のほう(ルーフなど)からワックスをかけましょう。また一度にボディ全体をかけると、拭き取りに時間がかかってしまいます。するとワックスが乾きすぎて拭き取りにくくなったり、ほこりが付着したりしますので、パネル(ボンネット・ルーフ・ドアなど)ごとにかけて、そのつど拭き取るようにしましょう。 ※ほとんどのワックスは、塗ったあとに乾燥させる必要があります。
商品付属のスポンジや布に少しずつ取り、薄く伸ばすようにしてかけましょう。弧を描くように伸ばすと、ボディに丸い後が残り、水が流れにくくなります。縦・横と直線的に1〜2往復させて、最後はクルマの進行方向に沿ってムラ無く、薄く塗り伸ばして終わるようにしましょう。また、プラスチックやモールに付着すると白く残ってしまいますので注意してください。
拭き取りに使用する布は、なるべくやわらかくて目の細かいものを使用して、布を折り返して常に新しいきれいな面を使うようにしましょう。エンブレムまわりなどはワックスが残りやすいので、綿棒などの小物を用意しておくときれいに仕上げることができます。
ボディコート施工済みのクルマは、ワックスをかけてしまうと本来のボディコートの性能を大きく損なう場合がありますので、必ず説明書や施工店で確認しましょう。