2016年の世界ツーリングカー選手権はティアゴ・モンテイロ(Castrol Honda World Touring Car Team)がドライバーズチャンピオンシップで3位、ノルベルト・ミケリス(Honda Racing Team JAS)が4位、モンテイロとチームメートのロブ・ハフが6位でシーズンを終え、Civic WTCCを駆るHonda勢が6位以内に3人ランクインしました。
4月3日にフランスで行われた開幕戦のオープニングレースではハフが優勝。ミケリスが3位、モンテイロが4位でフィニッシュして、Honda勢は幸先のいいスタートを切りました。
2週間後にスロバキアで行われた第2戦のオープニングレースでは、モンテイロが優勝しハフが3位表彰台を獲得。第2戦終了時点でモンテイロがランキング首位、ミケリスがランキング3位につけます。
シーズン後半に突入した第7戦ポルトガルラウンド。メインレースでは地元出身のモンテイロが優勝し、ミケリスが3位、ハフが4位でフィニッシュしました。モンテイロは4位に下げていたシーズンランキングの順位を2つ回復して2位につけます。
前戦から約1カ月後の9月4日に日本で行われた第9戦のオープニングレースでは、Honda勢が快進撃を披露します。ポールポジションからスタートしたミケリス、2番グリッドからスタートしたハフはポジションをキープしてそのままフィニッシュ。7番グリッドからスタートしたモンテイロは快走をみせて3位に入り、Honda勢が表彰台を独占しました。また、スポット参戦した道上龍(Honda Racing Team JAS)は11位でフィニッシュしました。
16年シーズンの最終戦は、11月25日にカタールで行われました。オープニングレースでは5番グリッドからスタートしたハフが3位表彰台を獲得し、メインレースでは5番グリッドからスタートしたミケリスが4位でフィニッシュ。この結果、ドライバーズチャンピオンシップでモンテイロが3位、ミケリスが4位、ハフが6位でシーズンを終えました。