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SUPER GT

2016年1月14日(木)

2016年のWTCCワークスチームのドライバーラインアップを発表

Honda Civic WTCC ロバート・ハフ ティアゴ・モンテイロ ノルベルト・ミケリス

・ロバート・ハフ選手がHondaのワークスチームに加入
・ティアゴ・モンテイロ選手が2016年のドライバー契約を更新
・ノルベルト・ミケリス選手が3人目のワークスドライバーとしてJASモータースポーツからエントリー

Hondaは本日、世界ツーリングカー選手権(以下、WTCC)に参戦するワークスチーム「カストロール・ホンダ・ワールド・ツーリングカー・チーム(Castrol Honda World Touring Car Team)」のドライバー3名を発表しました。2015年のドライバーであるティアゴ・モンテイロ選手に加え、12年チャンピオンのロバート・ハフ選手を迎えました。そして、昨年の「ヨコハマ・トロフィー」を獲得したノルベルト・ミケリス選手が、3人目のワークスドライバーとして、JASモータースポーツより参加します。

イギリス人ドライバーのロバート・ハフ選手(36歳)は、2005年のWTCCへの参戦以来、常に上位を争うドライバーの一人であるだけでなく、12年に年間チャンピオンになるなど、29勝、77度の表彰台、11度のポールポジションを獲得しています。また、マカオGPギアレースで8度優勝するなど、輝かしい戦績を残しています。

ハフ選手のチームメートの一人であるポルトガル人ドライバーのティアゴ・モンテイロ選手(39歳)は、12年のシーズン後半にHonda Civic WTCCをデビューさせるなど、チームに不可欠な存在です。モンテイロ選手は、15年シーズンに2勝を挙げ、年間順位を7位で終えました。この2勝の中には、Hondaのホームである日本(ツインリンクもてぎ)での勝利も含まれます。

ノルベルト・ミケリス選手(31歳)は、ハンガリーが誇るモータースポーツ界で最も偉大なスターで、過去3年は「ゼングー・モータースポーツ(Zengő Motorsport)」から、Honda Civic WTCCを駆りWTCCに参戦しました。16年は3人目のワークスドライバーとしてWTCCに参戦します。15年シーズン、彼はすべてのワークスチームを向こうに回してハンガロリンクで勝利。さらに、プライベートチームのドライバーで争われる「ヨコハマ・トロフィー」を獲得しました。

ロバート・ハフ選手のコメント
「この2シーズン、私の前を走るHonda Civic WTCCを目にしてきました。今年、そのマシンでレースできるのはすばらしいことです。年間チャンピオンを1度獲得しただけで、自分のキャリアを終わらせたくないです。HondaとJASモータースポーツは、この状態を打ち破るすばらしいチャンスを与えてくれました。昨年のマカオにおいて、JASが作ったCivic TCRでレースをしましたが、非常に感触のいい、速いマシンでした。そのため私は、シーズンを迎えるのが楽しみです。テストをするのが待ちきれません」

ティアゴ・モンテイロ選手のコメント
「2016年もHondaにとどまれてうれしいです。私たちは、この2年で大きな進歩を遂げてきました。この冬、マシンを少しでも速くすべく、関係者全員が大変な努力をしてきました。私はこの努力を通じて、チャンピオンシップを戦い抜けるという、十分な自信を持つことができました」

ノルベルト・ミケリス選手のコメント
「私は、Hondaのワークスドライバーになれてわくわくしています。新しい世代のマシンが登場したとき、私はHondaのマシンを選びました。それがレースに勝つことにつながり、ヨコハマ・トロフィーを獲得できました。今年もまた、Hondaとともにいい結果を得られると信じています」