Round15ベルギーベルギー

MX2 決勝

2018年8月5日(日)

ロンメル

ファランデレンが総合6位に入賞

ベルギーGPの会場ロンメルは、ちょうど1年前に'18年型CRF250Rの発表が行われた場所です。そのフルモデルチェンジしたマシンをベースとした今季のCRF250RWは、カルバン・ファランデレンのライディングによって、このところ3戦連続ポディウムと好調を維持しています。インドネシアGP総合優勝(3位/1位)、アジアGP3位(5位/2位)、チェコGP2位(1位/3位)。今回のベルギーGPでも、ファランデレンのCRF250RWには熱い視線が注がれていました。

レース1ではファランデレンがスタートから5番手につけ、さらなる上位進出を狙いました。前日の予選レースで5位に入ったファランデレンにとって、ここまでは順当なポジション。11周目にはディフェンディングチャンピオンのパウルス・ジョナス(KTM)が転倒し、4番手に上がったファランデレンですが、2周後に逆転されて5位でチェッカーフラッグを受けました。

レース2では同様に5番手スタートを決めたファランデレンが、3周目にコンラッド・ミューズ(KTM)をかわして4番手に浮上しました。その直後に転倒で8番手まで後退したファランデレンは、レース中盤5番手までばん回しましたが、後半に差しかかるとペースが乱れてしまい、最終的に7位でゴールしました。

総合6位となったファランデレンは、連続ポディウムが途切れてしまいましたが、目下ランキング4位のベン・ワトソン(ヤマハ)を9ポイント差に追い詰めています。

コメント

カルバン・ファランデレン(MX2 5位/7位 総合6位) 「今日のリザルトにはそれほどがっかりしていません。もちろんもっと好成績を得られたはずですが、その一方でもっと悪かったかもしれません。終日ベストを尽くして戦ったし、これ以上の結果は望めなかったと思います。レース2では自分のミスで転倒してしまいました。コース整備でアウト側がフラットになったのにイン側が荒れたままで、ちょうどその真ん中に着地したときに前輪をウォッシュアウトさせてしまったのです。それまではリズムもペースもよかったのに、転倒後はスピードを取り戻すことがほとんど不可能になりました。5位/7位は不本意ですが、スイスGPに向けてがんばるしかありません」

MX2 リザルト

レース1

順位 No. ライダー マシン 周回数 タイム/差
161J.プラドKTM1634'59.736
264T.コビントンハスクバーナ16+11.439
319T.オルセンハスクバーナ16+21.141
41P.ジョナスKTM16+31.144
510カルバン・ファランデレンHonda16+33.899
6426C.ミューズKTM16+45.443
1298バス・バッセンHonda16+1'19.712
1534ミカボーイ・デワールHonda16+2'34.304
1696ハンター・ローレンスHonda15+1Lap

レース2

順位 No. ライダー マシン 周回数 タイム/差
161J.プラドKTM1634'51.222
2193J.ゲールツヤマハ16+4.083
364T.コビントンハスクバーナ16+12.715
419T.オルセンハスクバーナ16+21.133
5919B.ワトソンヤマハ16+24.378
61P.ジョナスKTM16+39.784
710カルバン・ファランデレンHonda16+52.172
1296ハンター・ローレンスHonda16+1'23.334
1398バス・バッセンHonda16+1'27.866
1434ミカボーイ・デワールHonda16+1'52.013

MX2 ポイントランキング

ライダー

順位 No. ライダー マシン 総合ポイント
161J.プラドKTM645
21P.ジョナスKTM617
319T.オルセンハスクバーナ492
4919B.ワトソンヤマハ453
510カルバン・ファランデレンHonda444
664T.コビントンハスクバーナ417
1396ハンター・ローレンスHonda193
1998バス・バッセンHonda118
2634ミカボーイ・デワールHonda45
38872マシス・ボワラメHonda19
41326ジョッシュ・ギルバート Honda11

マニュファクチャラー

順位 マニュファクチャラー 総合ポイント
1KTM723
2ハスクバーナ611
3Honda512
4ヤマハ511
5カワサキ351
6TM119

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