Round14チェコチェコ

MX2 決勝

2018年7月22日(日)

ロケト

ファランデレンが今季2勝目を挙げ、総合2位に入賞

MX2クラスでは、Team HRCのカルバン・ファランデレンが土曜日から好調ぶりを発揮。タイムドプラクティスでは2番手につけ、CRF250RWのスピードを誇示しました。ところが予選レースでは、他車と絡むクラッシュによって21番グリッド。スターティンググリッド選びにおいて、大きなハンディーキャップを負うことになりました。

ところが迎えたレース1では、ファランデレンが好スタートを決めて1周目を4番手につけます。そこから先行するライダーを捕捉すると、ミケーレ・セルベリン(ヤマハ)、ホルヘ・プラド(KTM)をかわして2番手に浮上。終盤14周目にはトーマス・コビントン(ハスクバーナ)も攻略し、見事トップチェッカーとなりました。

レース2では、オープニングラップ8番手とやや出遅れたファランデレンでしたが、トーマス・オルセン(ハスクバーナ)、パウルス・ジョナス(KTM)らをかわして3番手まで躍進。ディフェンディングチャンピオンのジョナスと何度もポジションを入れ替える激戦を繰り広げた末に、ファランデレンが競り勝ち3位でフィニッシュを果たしました。この結果、総合優勝は逃しましたが、ファランデレン(1位/3位)が同点で2位となり、ポディウムに登壇しました。

コメント

カルバン・ファランデレン(MX2 1位/3位 総合2位)カルバン・ファランデレン
「昨日の予選レースでクラッシュして、ゲートピックが21番目になってしまったことは残念でしたが、決勝では好成績を収めることができたので、非常にいい気分です。実は今朝目覚めたときから、ポジティブな気持ちで考えることができたんです。こういう逆境から勝つことで自分の力を証明してやろうじゃないかと。今日の走りにはその気持ちが表れていたと思います。このCRF250RWに乗っていると、なんでも思い通りになると感じました。このマシンでトップを走っていると自信が湧いてきて、もっとトレーニングを積んですべてをコースにぶつけたい気持ちになったんです。チーム全体が正しい方向を目指していて、いいポジションにいる手応えもあります。これから1週間のオフを挟みます。ベルギーGPが行われるロンメルは、ライダーにとって非常に厳しいコースですが、この勢いを維持できれば、また好成績を挙げられる自信があります」

MX2 リザルト

レース1

順位 No. ライダー マシン 周回数 タイム/差
110カルバン・ファランデレンHonda1833'49.461
264T.コビントンハスクバーナ18+02.429
361J.プラドKTM18+03.000
41P.ジョナスKTM18+04.957
596ハンター・ローレンスHonda18+06.680
6919B.ワトソンヤマハ18+16.661
1398 バス・バッセンHonda18+1'10.410
1734ミカボーイ・デワールHonda18+1'21.377
3056マーシャル・ウェルトンHonda15+3Laps

レース2

順位 No. ライダー マシン 周回数 タイム/差
161J.プラドKTM1833'59.877
264T.コビントンハスクバーナ18+01.736
310カルバン・ファランデレンHonda18+10.271
419T.オルセンハスクバーナ18+14.561
51P.ジョナスKTM18+20.793
696ハンター・ローレンスHonda18+40.508
1634ミカボーイ・デワールHonda18+1'37.473
2398 バス・バッセンHonda17+1Lap

MX2 ポイントランキング

ライダー

順位 No. ライダー マシン 総合ポイント
161J.プラドKTM595
21P.ジョナスKTM584
319T.オルセンハスクバーナ454
4919B.ワトソンヤマハ427
510カルバン・ファランデレンHonda414
664T.コビントンハスクバーナ375
1396ハンター・ローレンスHonda179
2098バス・バッセンHonda101
2656マーシャル・ウェルトンHonda36
2834ミカボーイ・デワールHonda32
37872マシス・ボワラメHonda19
41326ジョッシュ・ギルバートHonda11

マニュファクチャラー

順位 マニュファクチャラー 総合ポイント
1KTM673
2ハスクバーナ569
3Honda482
4ヤマハ475
5カワサキ326
6TM119

ランキング詳細

フォトギャラリー

ニュース