Round06ロシアロシア

MX2 決勝

2018年5月1日(火)

オリョーノク

総合6位のファランデレンが、ランキングでも6位に躍進

MX2クラスでは、カルバン・ファランデレン(Team HRC)が初めて走るオリョーノクで、CRF250RWのスピードを誇示しました。月曜日に行われた予選レースで、ファランデレンは今シーズンの優勝経験者である、パウルス・ジョナス(KTM)、ホルヘ・プラド(KTM)に次ぐ3番手に入り、有利なスタートグリッド選択権を得ました。

火曜日に行われた決勝レース1では、スタート7番手だったファランデレンですが、中盤には5番手までポジションを上げます。レース終盤になると、序盤から競り合っていたステファン・ルビーニ(KTM)が息を吹き返し、ファランデレンの背後に迫りました。ラスト2周で先行を許したあと、ファランデレンは再逆転を試みましたが、僅差の6位でゴールしました。

レース2では、レース1を上回る好スタートを決めたファランデレンでしたが、ミスでポジションを失い1周目は7番手となります。3周目に5番手までポジションを上げたファランデレンは、前を行くトーマス・オルセン(ハスクバーナ)をロックオン。終盤の16周目にはオルセンを攻略し、4番手にポジションアップしました。さらに目の前にいたミケーレ・セルベリン(Team Martin Racing Honda)に迫りましたが、ファランデレンは0.8秒及ばずに4位でフィニッシュしました。

この結果、セルベリンが総合4位(7位/3位)、ファランデレンが総合6位(6位/4位)に入賞。ポイントランキングでは、ファランデレンが前戦の9位から6位へと躍進しています。

コメント

カルバン・ファランデレン(MX2 6位/4位 総合6位)カルバン・ファランデレン 「今大会の成り行きを振り返ってみると、全体として満足しています。昨日の予選レースで3番手になったことから、決勝でも好成績をそろえられると思っていましたが、ほぼその通りになりました。レース1では好スタートを切ったあと、少し自分のリズムを失って取り戻すことができなかったので、最終的に6位というリザルトは悪くないと思います。レース2ではもっと上手いスタートが決まったのですが、1コーナーで少し混乱してしまい、なんとか4位までばん回する展開になりました。3位あたりを目指せば、表彰台もあり得るかと思ったのですが、少し足りなかったようです。チームは一生懸命にマシンを仕上げてくれているので、次のラトビアGPが楽しみです」

MX2 リザルト

レース1

順位 No. ライダー マシン 周回数 タイム/差
11P.ジョナスKTM2034'54.861
261J.プラドKTM20+11.561
3919B.ワトソンヤマハ20+31.861
419T.オルセンハスクバーナ20+36.859
5118S.ルビーニKTM20+39.204
610カルバン・ファランデレンHonda20+40.899
7747ミケーレ・セルベリンHonda20+53.491

レース2

順位 No. ライダー マシン 周回数 タイム/差
11P.ジョナスKTM2034'38.909
261J.プラドKTM20+1.630
3747ミケーレ・セルベリンHonda20+39.711
410カルバン・ファランデレンHonda20+40.600
519T.オルセンハスクバーナ20+41.581
6919B.ワトソンヤマハ20+43.440

MXGP ポイントランキング

ライダー

順位 No. ライダー マシン 総合ポイント
11P.ジョナスKTM266
261J.プラドKTM246
319T.オルセンハスクバーナ219
4919B.ワトソンヤマハ176
514J.ビートンカワサキ156
610カルバン・ファランデレンHonda130
1296ハンター・ローレンスHonda99
15747ミケーレ・セルベリンHonda87
2098バス・バッセンHonda56
28872マシス・ボワラメHonda7
3256マーシャル・ウェルトンHonda3
3334ミカボーイ・デワールHonda3

マニュファクチャラー

順位 マニュファクチャラー 総合ポイント
1KTM297
2ハスクバーナ241
3ヤマハ194
4Honda192
5カワサキ186
6TM66

ランキング詳細

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