Round02ヨーロッパヨーロッパ

MX2 決勝

2018年03月18日(日)

ユーロサーキット・ファルケンスワード

ローレンスが総合6位でHonda勢最上位に

MX2クラスでは、ニューマシンのCRF250RWを駆るカルバン・ファランデレン(Team HRC)が注目されました。南アフリカ出身で21歳のファランデレンは、オランダが第二の故郷ということもあって、ファルケンスワードに対して人一倍のモチベーションで臨んでいました。レースが行われた週末になって急激に冷え込んだせいか、体調を崩してしまったことが誤算でしたが、ファランデレンはオランダ人ファンが熱い視線を注ぐライダーの一人でした。

決勝レース1、ファランデレンはオープニングラップ13番手からポジションアップを図ります。ところが彼本来のスピードが発揮されないままに後退し、15位でチェッカーフラッグを受けました。

レース2では、ハンター・ローレンス(Honda 114 Motorsports)とファランデレンが、それぞれオープニングで7、8番手と好位置につけました。序盤はトーマス・コビントン(ハスクバーナ)を交えながらデッドヒートを繰り広げましたが、中盤10周目の転倒でファランデレンが脱落。ローレンスは6位、ファランデレンは12位でフィニッシュしました。

この結果、総合リザルトではローレンスが総合6位(6位/6位)に入り、今回のHondaライダー中でベストリザルトを記録しました。ファランデレンは総合13位(15位/11位)。ローレンスは現在、ランキング3位につけています。

コメント

カルバン・ファランデレン(MX2 15位/11位 総合13位)カルバン・ファランデレン
「なにからなにまで思い通りにならない週末でした。もっと上位を目指していたので、ガッカリという一言では言い表せないぐらい落胆しています。今日の走りには全く自分らしさがなかったです。本当はもっと前を走れる自信があるので、それだけは胸に刻んでおきたいと思います。ウォームアップ走行中、マシンの感触がベストではなかったので、レース前にセッティングをアジャストしてよくなったように思いました。レースでは自分のミスでポジションを上げられず、15位に終わりました。レース2ではもっといいスタートが切れたのですが、後ろからのプッシュがきつくて、競り合った際に転倒し、数ポジション失ってしまいました。オランダは自分の本拠地なので、もっといいところを見せたかったのですが、このようなサンドコースに必要な攻撃的姿勢を発揮できなくて残念でした。風邪気味だったせいかもしれませんが、言い訳はしたくありません」

MX2 リザルト

レース1

順位 No. ライダー マシン 周回数 タイム/差
11P.ジョナスKTM1735'38.265
261J.プラドKTM17+09.342
319T.オルセンハスクバーナ17+16.508
4193J.ゲールツヤマハ17+22.579
5426C.ミューズKTM17+25.932
696ハンター・ローレンスHonda17+42.179
1510カルバン・ファランデレンHonda17+1'24.471
2256マーシャル・ウェルトンHonda16+1Lap
3498バス・バッセンHonda8+9Laps

レース2

順位 No. ライダー マシン 周回数 タイム/差
11P.ジョナスKTM1735'35.397
261J.プラドKTM17+00.381
319T.オルセンハスクバーナ17+37.477
4426C.ミューズKTM17+39.263
564T.コビントンハスクバーナ17+46.360
696ハンター・ローレンスHonda17+47.057
1110カルバン・ファランデレンHonda17+1'17.524
1856マーシャル・ウェルトンHonda16+1Lap

MX2 ポイントランキング

ライダー

順位 No. ライダー マシン 総合ポイント
11P.ジョナスKTM100
219T.オルセンハスクバーナ82
396ハンター・ローレンスHonda67
461J.プラドKTM63
5919B.ワトソンヤマハ61
6426C.ミューズKTM51
1110カルバン・ファランデレンHonda35
1798バス・バッセンHonda15
18 747 ミケーレ・セルベリン Honda 13
25 56 マーシャル・ウェルトンHonda 3

マニュファクチャラー

順位 マニュファクチャラー 総合ポイント
1KTM100
2ハスクバーナ82
3Honda68
4ヤマハ68
5カワサキ60
6TM11

ランキング詳細

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