2004年にロードレースロシア選手権125ccクラスで優勝を果たし、翌年よりモトクロスへ転向。05年はヨーロッパ選手権MX2クラスでランキング18位、06年は同12位となりました。07年にモトクロスロシア選手権MX2クラスでチャンピオンに輝くと、08年からモトクロス世界選手権MX2クラスに参戦。08年はランキング24位、09年は20位でした。

そして、10年よりモトクロス世界選手権MX1クラスへのフル参戦を開始。初年度をランキング10位で終えました。11年は新たに結成されたHonda World Motocross Teamから参戦し、第3戦アメリカで初表彰台となる3位になると、第8戦スウェーデンで2位、第9戦ドイツでダブルウインを達成するなどの活躍をみせ、ランキング4位に入りました。12年は開幕戦で負傷したものの、第8戦ベルギーで5位に入賞するなど熱戦を繰り広げ、ランキング9位となりました。

13年は開幕戦カタールで総合5位、第3戦オランダで11年以来の表彰台となる2位に。その後、骨折により3戦を欠場しましたが、第7戦ブラジルで復帰すると徐々に調子を取り戻し、第14戦チェコ、第15戦ベルギー、第16戦イギリスと3戦連続で総合3位に入る活躍で、ランキング8位となりました。

14年シーズンの前半は、何度も入賞を果たしてポイントを重ねるものの、第10戦イタリアGPで脚を骨折し、以降の大会を欠場。ランキング14位という結果でした。15年はケガをしないことを心がけ、シーズンを通して善戦し、ランキング3位となりました。

16年シーズンは、Team HRCとともに悲願であるMXGPクラスのチャンピオンを目指します。

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