Team Asia Report

Moto3Moto3
  •  
  • 1日目フリー走行
  • 予選

長島哲太がカタールGP初日を16番手スタート
パウィは18番手

2018年3月16日(金) Rd.01 カタールGP ロサイル・インターナショナル・サーキット
コンディション:ドライ 気温:27℃ 路面:30℃

2018年シーズンのMoto2世界選手権が、カタール郊外のロサイル・インターナショナル・サーキットで開幕しました。初日の金曜は、現地時間の午後1時45分(日本時間午後7時45分)からFP1が、午後6時05分(日本時間17日午前0時05分)からFP2がそれぞれ45分間のセッションとして行われました。

IDEMITSU Honda Team Asiaの長島哲太は、FP1で27番手と慎重な走り出し。FP2では、一気にフィーリングを改善させてラップタイムを2.126秒短縮し、初日総合16番手につけました。チームメートのカイルール・イダム・パウィも、めざましい走りを披露し、FP1は29番手でしたが、FP2で18番手まで一気にポジションを上げてみせました。

両選手ともにチームと一丸となってセットアップを進め、明日以降もラップタイムとポジションの更新を狙います。明日の土曜は、午後1時35分(日本時間午後7時35分)にFP3がスタートします。

  • 長島哲太
  • カイルール・イダム・パウィ

MORE

長島哲太(16番手 / 2'01.872 / +0.940)
「FP1は全くいいところのないセッションになってしまいましたが、FP2では同じタイヤでも新品に変えただけで一気にフィーリングが向上しました。最後に柔らかめのコンパウンドでアタックをしようと思ったのですが、思ったほどのグリップを得られずにタイムアップができませんでした。明日は決勝に向けたタイヤをさらにしっかりと見極め、予選では15番グリッド以内の獲得を目指します」

カイルール・イダム・パウィ(18番手 / 2'01.906 / +0.974)
「FP1で苦労したあとにFP2でセットアップを変更するとそれがいい方向に行って、一気にいいリズムで走れるようになりました。FP2最後のアウティングでは柔らかめのタイヤを装着して出ていったのですが、グリップがなく何度も転びそうになったので、ピットに戻って無用なリスクを避けることにしました。全体的にはいい方向に進めた一日になったので、明日は全力で上位グリッド獲得を目指します」

青山博一 チーム監督
「両選手とも、FP1からFP2でステップアップを見せてくれたのでよかったと思います。FP2では路面温度が下がって走りやすいコンディションになったので、最後に2人とも柔らかめのコンパウンドのタイヤを入れたのですが、それが逆によくなかったようです。今回はポジティブな意味でもネガティブな意味でも、温度変化によるタイヤの特性変化が大きそうなので、明日の走行では、決勝レースを見据えたタイヤをしっかりと見極めていきます」