コメント

マルク・マルケス(MotoGP 1番手)「今日のプラクティスはとてもうまくいきました。マシンは快適で、期待以上のフィーリングでした。これは大事なことです。ベースはまったく悪くありません。すべてのセッションで、走るごとによくなっています。日曜日のレースを念頭に置いて走ってきました。足りないものは若干のペースと安定性です。その点を改善できるように明日は、予選前に行われる30分のフリー走行を最大限に活用したいです」

ダニ・ペドロサ(MotoGP 6番手)「今日は少し改善し、順位も上げることができました。コーナーエントリーもよくなりペースも上がりました。しかし、まだやるべきことがあります。もう少し、リアのグリップを上げられれば、もっと快適に走れるはずです。セッションごとにタイムは上がりました。引き続きペースを上げて、予選とレースに向けて準備をしなければなりません。今年は、路面コンディションがよくなくて、明日もこの状態が変わるとも思えません。もっと周回すれば少しはよくなるかもしれませんが、そのくらいでは大きく変わらないのではないかと思います。今のコンディションに合わせて、セットアップをよくするしかありません」

アルバロ・バウティスタ(MotoGP 7番手)「今夜はそれほどいい感触ではなかったのですが、結果は悪くありません。FP2ではハードタイヤを試しましたが、いい感触が得られず、FP3ではソフトに戻しました。また、ヘレステストで試せなかった新しいフォークも使ってみました。感触は少しよくなりましたが、もう少しセッティングに取り組む必要があります。特にブレーキングです。明日、最後の30分でもう少しフロントのフィーリングをよくして、ポジティブになれるようにがんばります」

ステファン・ブラドル(MotoGP 10番手)「今日は中古タイヤでレースのセットアップに取り組みました。いい方向性を見つけたのですが、最後に新品のリアタイヤを装着したら、グリップがよすぎてマシンのバランスが崩れました。すべてのコーナーの進入で、リアがフロントをプッシュしてしまい、コーナースピードを維持することができず、何回も転倒しそうになりました。まだFP3なので、明日のフリー走行ではマシンの調整をして予選に挑みたいと思っています」

ブライアン・スターリング(MotoGP 21番手)「今夜はマシンのいい感触を見つけられたので、かなり満足しています。1コーナーのようにまだ攻めきれない場所はありますが、決勝までにはもっと改善できると思います。予選、決勝では、ベストを尽くしたいです」

中上貴晶(Moto2 1番手)「今日は天候も路面コンディションも最悪で、タイムを上げていくには精神的に厳しい状況でした。ペースを上げていけるかどうかを探りながら、70〜80%の走りしかできませんでしたが、確実にタイムを短縮してトップタイムを出すことができてよかったです。これで2日連続トップなので、うれしいのとホッとした気持ちです。予選もいい走りをする自信ができたので、ポールポジションを獲得するともらえる時計をゲットしたいと思っています。今日は我慢の走りでトップタイムを取ることができました。明日はどんなコンディションでも、1番を狙っていきたいです」

ポル・エスパルガロ(Moto2 3番手)「カタールはあまり雨が降らないところなのに、今日は何度も雨が降って驚いたし、残念な気分でした。しかし、あまり気にはしていません。これまでたくさんテストをしてきたので、明日の予選では、新しいことを試して、もっと速く、そして安定してレースを走れるようにしたいです。明日は天気がいいことを願っています。マシンのセットアップの方向性は悪くはないので、引き続き、ベストなセットアップを見つけたいです。トップとの差はほとんどありません。このサーキットは滑りやすいので、明日はいいセッティングが見つかるようにがんばります」

スコット・レディング(Moto2 4番手)「カタールはナイトセッションなので、雨が降るのかどうかの見極めができず、セッションの組み立てに苦労します。しかし、雨が降る直前に自己ベストを出すことができました。その後、もっとタイムを上げようとがんばりましたが、雨が降ったりやんだりで、路面コンディションも毎周変わりました。今日は3番手になることができてうれしいです。特に中古タイヤで出したタイムなのでうれしいです」

高橋裕紀(Moto2 27番手)「今日は風が強く、コース上に砂が上がって滑りやすく、セッション中に何度も小雨が降る最悪の天候とコンディションでした。そのような中でタイムを更新、FP3の順位は上がりましたが総合では昨日と同じままです。今日は、車体の剛性を上げるために貼り付けたパッチを外して走ったのですが、旋回性に変化はありませんが、接地感が上がり、少し前進しました。明日もテストをこなしながらの予選になると思います。少しでも上のグリッドを目指します」

ニッコロ・アントネッリ(Moto3 5番手)「グループの中で走っていたので、さほどペースを上げていなかったのに、突然、前触れもなく転倒してしまいました。もしかしたら、突風でライン上から押し出されて、汚れた路面で転んでしまったのかもしれません。これでセッションを無駄にしてしまい、チームはマシンを再び組み立てなければならなくなりました。本当に残念です」

渡辺陽向(Moto3 32番手)「今日は風が強く、時々、小雨が降って、全体的にタイムが伸びませんでした。僕も昨日のタイムを更新できませんでしたが、ほぼ同じタイムだったので、自分としては少し前進できたと思います。今日はいろんな人の後ろについて、自分の今の課題をはっきりと感じることができました。タイムはまだまだですが、コースの攻略、初めてのサーキットの攻略の仕方が少しだけ分かったような気がしました。明日も、いろんなことにトライしていきたいです」