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NEWS ケーシー・ストーナーがセパンでテストに参加

2015年1月31日(土)

ケーシー・ストーナーがセパンでテストに参加

ケーシー・ストーナーがセパンでテストに参加

2度の世界チャンピオン獲得を誇るケーシー・ストーナーが、株式会社ホンダ・レーシング(HRC)のマシンテストに参加しました。

テストは、マレーシアのセパン・サーキット(全長5.543q)で、1月29日(木)の午前に開始。3日間にわたって行われたテストは、途中、雨による中断があったものの、HRCは予定していたプログラムをしっかりと消化しました。

ストーナーは、MotoGPマシン「RC213V」の2014年型と2015年型で走行しました。シャシーの比較や新型マシンのスペック評価をしたほか、ブレンボ製の新ブレーキもテスト。また、最終日の午後には鈴鹿8耐仕様のHonda CBR1000RRで数周の走行も行いました。

コメント

ケーシー・ストーナー
「多くのことを行い、いい手ごたえを得られましたから、いいテストだったと思います。初日はベースのセットアップをするとともに、細かい部分の調整を行いました。そして、2日目は2014年型と2015年型のシャシーを比較したほか、異なるタイプのシャシーもテストしました。ブレンボが、新しいアルミキャリパーをいくつか持ち込んでくれたので、雨による中断の前にそのテストも行いました。最終日は、フィーリングを確認するとともに、電子機器やサスペンションも試しました。CBRでの走行は、RC213Vとはかなり違いました。シフトやライディングポジション、エンジンパワーや重量特性などが、今まで経験したことがない感覚で、走行は難しく、慣れるのに少し時間がかかりました。最終的には、マシンを理解できましたし、フィードバックもできました。全体的にとても楽しかったですし、マシンのリアがステップアウトするのを感じられてうれしかったです」