コースを一望でき、日本最長343mを一気に滑走する「メガジップライン つばさ」が3月に誕生した。ジップラインとは、ハーネス付きの滑車で、ワイヤーケーブルを移動するアトラクション。トライアルの会場となるハローウッズと、国際レーシングコースのグランドスタンドを結んでいる。

WCTのコースを空から爽快に見下ろせるのも、もてぎならではの楽しみの一つ。4月26日（金）には、小川選手もデモンストレーションで登場する予定だ。

「メガジップライン つばさ」の詳細はツインリンクもてぎ公式サイトへ。

ほかにもイベントは目白押しで、4月26日（金）に行われる車検の際に、ウォーミングアップエリアでは、マシンの仕上がりやセッティングを確認するためにライダーたちの試走が行われる（9：00〜13：00の予定）。

小川友幸選手「トップライダーのテクニックはすごいレベルで、一緒に戦っていても想像を絶するような動きをみせるときがあります。金曜の試走はフリーな動きでマシンの調子を確かめるものですから、大会では使わないような技や動きを見ることができるかもしれません」

また、大会翌日の4月29日（祝）には、「After WCTトライアルライディングミート with 藤波貴久・小川友幸」が開催される。これは、前日まで競技で使われた実際のセクションを走って、2人のトップライダーからトライアルについての楽しいレクチャーが受けられるというプレミアムイベントだ。

小川友幸選手「今年で2年目になりますが、僕たちと一緒にWCTで使われたコースに入って、トップライダーと同じ場所を走ることができるという貴重な体験ができます。また、“実は、あのときはこうだった”といった、大会中の裏話なども聞くことができます。参加した皆さんは僕たちと一緒に昼食も食べますので、和気あいあいとした楽しい内容になっていると思いますよ」