性能・安全

走行性能

2モーターハイブリッドシステム「e:HEV※1

e:HEVでは、エンジン走行とモーター走行の巧みなスイッチによる高い効率性のもとで、Hondaらしい走りに夢中になることができます。3つのハイブリッドシステムによる、スムーズな走り出し、吸い付くような安定感、電動感を大きく高めた静粛でシームレスな加速。どこへ向かう道のりも、新感覚のドライビング体験です。

ドライブモードスイッチ/減速セレクター

e:HEVの楽しみ方は、あなたの自由です。3つのドライブモード。4段階の減速フィール。そのどれもがe:HEVならではの走りです。

ドライブモードスイッチ※2

3つの異なる加速感を楽しむことができます。

NORMALモード
すべてのシーンで楽しめるリニアで軽快な走り

SPORTモード
ワインディングで楽しむダイレクトで力強い走り

ECONモード
なめらかな走りでエコドライブをアシスト

減速セレクター※2

アクセルオフ時の減速感を4段階に調節し楽しむことができます。

e:HEV×リアルタイムAWD

コンパクトで高性能な2モーターハイブリッドシステム「e:HEV」と、独自のセンタータンクレイアウトが高いパッケージ効率を確保。
これにより、ヴェゼルはリアタイヤをプロペラシャフトで直結したリアルタイムAWDを実現しました。
リアに小さなモーターを配置するシステムに比べ、大トルクをプロペラシャフトでリアに伝えて駆動することで、発進から高速走行まで圧倒的な走破性を誇ります。

コンパクトで高性能な2モーターハイブリッドシステム「e:HEV」と、独自のセンタータンクレイアウトが高いパッケージ効率を確保。
これにより、ヴェゼルはリアタイヤをプロペラシャフトで直結したリアルタイムAWDを実現しました。
リアに小さなモーターを配置するシステムに比べ、大トルクをプロペラシャフトでリアに伝えて駆動することで、発進から高速走行まで圧倒的な走破性を誇ります。

リアルタイムAWD

「リアルタイムAWD」は常に四輪の駆動力を最適に配分するため、前輪の空転が抑えられ、安定した走行が可能です。四輪の駆動状況はマルチインフォメーション・ディスプレーでモニタリングすることができます。

アジャイルハンドリングアシスト

路面・車両状態を判断し、瞬時に最適な駆動力を配分するリアルタイムAWD。そこにアジャイルハンドリングアシストが協調することで走りに驚くほどの安心感が生まれます。意図したラインを安定してトレースできる走破性は、雪上でより際立って感じられます。

アジャイルハンドリングアシスト:運転者のステアリング操作に応じて、前輪に軽いブレーキがかかることで、車両の動きを滑らかにし、安定感のあるコーナリングを可能とする機能。

ヒルディセントコントロール

滑りやすい路面や荒れた路面、急勾配の下り坂でもボタン一つで約3km/hから約20km/hの低速間で設定された車速をキープする「ヒルディセントコントロール」を国内Honda車で初搭載
坂道でブレーキの踏みすぎによるスリップを低減することでステアリング操作に集中することができます。

※2021年4月時点。Honda調べ。

予防安全性能

事故やヒヤリとする場面を未然に防ぐことで、毎日の運転に安心を届けたいとHondaは考えています。ドライバーの不安や困りごとを少しでも減らすために、Honda SENSINGは先進の安全運転支援機能でさまざまなシーンで運転をサポートします。

Honda SENSING

広い水平画角のフロントワイドビューカメラに加え、前方と後方にそれぞれソナーセンサーを搭載。3つの検知方法によって安全運転をサポートします。

Honda SENSING シーン別機能一覧

街中を走行するとき

衝突軽減ブレーキ(CMBS)

衝突軽減ブレーキ(CMBS)

車両や歩行者、人が乗車して移動する自転車との衝突回避を支援。

先行車発進お知らせ機能

先行車発進お知らせ機能

停車時に、先行車が発進したことをお知らせ。

歩行者事故低減ステアリング

歩行者事故低減ステアリング

歩行者との衝突回避を支援。

路外逸脱抑制機能

路外逸脱抑制機能

車線や草、砂利などの道路境界を検知し、はみ出さないように支援。

標識認識機能

標識認識機能

標識の見落とし防止を図り、安全運転を支援。

高速道路を走行するとき

渋滞追従機能付アダプティブクルーズコントロール(ACC)

渋滞追従機能付アダプティブクルーズコントロール(ACC)

適切な車間距離を保ち、運転負荷を軽減。

車線維持支援システム(LKAS)

車線維持支援システム(LKAS)

車線内を走行できるようにステアリング操作を支援。

ブラインドスポットインフォメーション

ブラインドスポットインフォメーション

タイプ別設定

走行中、斜め後ろのクルマの存在を検知。

駐車をするとき

誤発進抑制機能

誤発進抑制機能

不注意による急発進を防止し注意を喚起。

後方誤発進抑制機能

後方誤発進抑制機能

不注意による急な後退を防止し注意を喚起。

近距離衝突軽減ブレーキ

近距離衝突軽減ブレーキ

壁などの障害物の見落としによる衝突回避・被害の軽減を支援。

パーキングセンサーシステム※3

駐車時などに自車の前後の障害物を検知。

後退出庫サポート

後退出庫サポート

タイプ別設定

見通しの悪い後退出庫などをサポート。

夜間に走行するとき

オートハイビーム

オートハイビーム

先行車や対向車を検知し、ハイ/ロービームを自動で切り替え。

「誤発進抑制機能」、「後方誤発進抑制機能」、「近距離衝突軽減ブレーキ」を組み合わせて「踏み間違い衝突軽減システム」と呼びます。

Honda SENSINGは、ドライバーの運転支援機能のため、各機能の能力(認識能力・制御能力)には限界があります。各機能の能力を過信せず、つねに周囲の状況に気をつけ、安全運転をお願いします。

その他の安全運転支援機能

最新の安全運転支援機能を数多く搭載。
ヴェゼルを選ぶ理由は、デザイン性や走行性能だけではないのです。

マルチビューカメラシステム

タイプ別メーカーオプション

4つのカメラで走行と駐車を支援。

LEDアクティブコーナリングライト

タイプ別設定

右左折時の確認をしやすく。

信号情報活用運転支援システム

タイプ別設定※4

信号が変わるタイミングがわかる。

VSA(ABS+TCS+横すべり抑制)

雨・雪の日や、急ハンドル時に起こる横すべりへの備えを。

ヒルスタートアシスト機能

坂道発進でヒヤリを防ぐために。

衝突安全性能

衝突安全設計ボディー

ボディー構造モデル

衝突時の衝撃(G)を制御するHonda独自の安全技術「G-CON」。軽量かつ高強度な素材を各所に配置することで衝突安全性能に貢献します。さらに「コンパティビリティー対応ボディー」の採用により、相手車両に与えるダメージも軽減しています。

前席用i-サイドエアバッグシステム+サイドカーテンエアバッグシステム〈前席/後席対応〉

胸部へのダメージを低減するサイドエアバッグと、頭部を保護するサイドカーテンエアバッグ。側面衝突時の安全性を高めるエアバッグで、万が一の際の安心を高めています。

ISOFIX/i-Sizeチャイルドシート下部取付金具(リア左右席)+トップテザー取付金具(リア左右席)

写真はi-Sizeチャイルドシートを装着したものです。チャイルドシートはディーラーオプションです。

汎用型ISOFIXチャイルドシートを確実・容易に装着できる取付金具をリア左右席にご用意しています。さらに、i-Sizeチャイルドシートにも対応。

頚部衝撃緩和フロントシート
頭部衝撃保護インテリア

低速で後方から追突された際に、シートが衝撃を緩和して首への負担を軽減する頚部衝撃緩和シートを運転席/助手席に採用。さらに乗員の頭部への衝撃を緩和するよう室内のルーフサイドなどを衝撃吸収構造としています。

フロント3点式ロードリミッター付プリテンショナーELRシートベルト+運転席ラッププリテンショナー

運転席/助手席のシートベルトは、前方向からの強い衝撃を感知すると瞬時にシートベルトを巻き取り、体をしっかり固定します。その後、一定以上の荷重がかかると、シートベルトを少し送り出し、胸などへの負担を軽減します。
さらに、運転席はショルダー側のプリテンショナーに加え腰ベルト外側にもプリテンショナーを採用。乗員の拘束効果をいっそう高めることにより、傷害の軽減を目指しました。

燃費・環境性能

高効率なe:HEVはもちろん低燃費。

燃費

e:HEV X(FF)

燃料消費率(国土交通省審査値)※5
WLTCモード

25.0km/L

市街地モード

24.7km/L

郊外モード

27.1km/L

高速道路モード

23.9km/L

燃料消費率(国土交通省審査値)※5
JC08モード

30.4km/L

* WLTCモード:市街地、郊外、高速道路の各走行モードを平均的な使用時間配分で構成した国際的な走行モード。市街地モード:信号や渋滞等の影響を受ける比較的低速な走行を想定。郊外モード:信号や渋滞等の影響をあまり受けない走行を想定。高速道路モード:高速道路等での走行を想定。

環境性能

「2030年度燃費基準」に対応し、「平成30年排出ガス基準75%低減レベル」をクリアしています。

2030年度燃費基準達成車

2030年度燃費基準達成車

e:HEV X(FF) / e:HEV Z(FF) / e:HEV PLaY

2030年度燃費基準達成車

2030年度燃費基準90%達成車

e:HEV X(4WD) / e:HEV Z(4WD)

2030年度燃費基準達成車

「平成30年排出ガス基準75%
低減レベル」認定車

全タイプ

次のページ:機能・室内空間

ドライバーのニーズは日々変化しています。 徹底した人間中心思想から生まれた様々な機能・装備をご紹介します。

  • e:HEV:イー エイチ イー ブイ
  • e:HEVに設定。
  • ナビ画面上に表示するには、「Honda CONNECTディスプレー」または対応するナビゲーションが必要となります。
  • 「Honda CONNECTディスプレー+ETC2.0車載器」装着車
  • 燃料消費率は定められた試験条件での値です。お客様の使用環境(気象、渋滞等)や運転方法(急発進、エアコン使用等)に応じて燃料消費率は異なります。
  • 各技術の能力には限界があります。つねに周囲の状況に気をつけ、安全運転をお願いします。ご使用の前に、必ず取扱説明書をお読みください。
  • 減速セレクターで選択した減速度は、一定条件のもとで自動で解除。Bレンジ、SPORTモードでの走行中は固定となります。
  • アジャイルハンドリングアシストはあくまでもドライバーのステアリング操作を補助するシステムです。したがって、アジャイルハンドリングアシストがない車両と同様に、コーナー等の手前では十分な減速が必要であり、ムリな運転までは制御できません。安全運転をお願いします。
  • マルチビューカメラシステムでは立体物が歪んだり、上部が画面に映らないなど、画面の映像と実際の状況が異なることがあります。また、カメラの映し出す範囲は限られていますので、画面だけを見て走行すると接触事故等、思わぬ事故を引き起こすおそれがあります。必ず目視やミラーなどで後方および周囲の安全を直接確認して運転してください。路面が滑りやすくなっているなどの場合は、タイヤのスリップにより、マルチビューカメラシステムの予測ガイド線と車両の実際の動きにずれが生じることがあります。バンパーの両コーナー付近、バンパーの下や黒線上にあるものは映りません。映し出す映像は雨の日、夜間など天候や周囲の状況によって見えにくくなることがあります。
  • 信号情報活用運転支援システムは、あくまでも運転者に情報提供するための補助機能です。常に周囲の状況を確認し、安全運転を心がけ、走行してください。あらゆる状況で作動する機能ではありません。サービス提供路線であってもサービスされない区間や、工事等でサービスしていない場合、また押しボタン式信号などサービス対象外の交差点があります。
  • 別途ディーラーオプションの「VICS光ビーコンユニット」が必要となります。
  • ABSは滑りやすい状況での制動時に車輪ロックを防止。EBDはブレーキング時の前輪と後輪の制動力配分をコンピューターがコントロールし、制動ポテンシャルをフルに引き出します。EBD付ABSは、あくまでもドライバーのブレーキ操作を補助するシステムです。VSAはあくまでもドライバーのブレーキ操作やアクセル操作等を補助するシステムです。したがって、EBD付ABSやVSAがない車両と同様に、コーナー等の手前では十分な減速が必要であり、ムリな運転までは制御できません。安全運転をお願いします。
  • エアバッグシステムは、あくまでもシートベルトを着用することを前提として開発されたシステムです。くれぐれもシートベルトの正しい着用をお願いします。
  • 前席用i-サイドエアバッグシステムおよびサイドカーテンエアバッグシステムは、実際の衝突時には衝突側のみ展開します。i-サイドエアバッグシステムおよびサイドカーテンエアバッグシステムは、システムを正しく機能させるための注意事項があります。
  • エアバッグシステムの写真は機能説明のため、エアバッグが展開した状態を合成したものです。
  • ISOFIXとは、誤使用防止、車両適合性の向上、取り付け方法の国際的な統一を目的とした、ISO(国際標準化機構)規格のチャイルドシート固定方式です。
  • 必ず適合するチャイルドシートをお選びください。
  • 掲載の写真やイラストには、機能説明のための作動イメージが含まれます。
  • メーター類は撮影のため点灯。
  • 各装備・仕様の詳しい設定につきましては、「主要装備表」「主要諸元表」をご覧ください。

必ずこちらをお読みください

車両をご使用になる前に必ず取扱説明書をお読みください。各システムは、いずれも道路状況、天候状況、車両状態等によっては作動しない場合や十分に性能を発揮できない場合があります。

  • 衝突軽減ブレーキ(CMBS)は、約5km/h以上で走行中に自車との速度差が約5km/h以上ある車両や歩行者、人が乗車して移動する自転車に対して衝突するおそれがあるとシステムが判断したときに作動し、停止または減速することにより衝突回避や衝突被害の軽減を支援します。
  • 先行車発進お知らせ機能は、先行車との車間距離が約10m以内で、先行車の発進を検知しても自車が停止し続けたときに作動します。
  • 歩行者事故低減ステアリングは、約10km/h~約40km/hで走行中、システムが歩行者側への車線逸脱と歩行者との衝突を予測したときに、ステアリング操作による回避を支援します。運転者のステアリング操作に代わるものではありません。運転者が加速やブレーキ操作、急なステアリング操作を行っているとシステムが判断したとき、また、ウインカーを作動させている場合には作動しません。
  • 路外逸脱抑制機能は、約30km/h以上で走行中、システムが路外への逸脱を予測したときに作動します。運転者のステアリング操作に代わるものではありません。運転者が加速やブレーキ操作、急なステアリング操作を行っているとシステムが判断したとき、また、ウインカーを作動させている場合には作動しません。
  • 標識認識機能は、最高速度、はみ出し通行禁止、一時停止、車両進入禁止の道路標識を認識し、マルチインフォメーション・ディスプレーに表示します。一時停止、車両進入禁止は約60km/h以下で走行中に作動します。
  • 渋滞追従機能付アダプティブクルーズコントロール(ACC)は、先行車がいる場合、停車中から作動し、先行車がいない場合は、約30km/h以上で走行中に作動します。先行車に接近しすぎる場合には、ブレーキペダルを踏むなどして適切な車間距離を保ってください。高速道路や自動車専用道路を運転するときに使用してください。
  • 車線維持支援システム(LKAS)は、約65km/h以上で走行中に作動します。運転者のステアリング操作に代わるものではありません。運転者がステアリングから手を放した状態や、運転者が意図的に車線を越えるようなステアリング操作をしているとき、また、ウインカーを作動させている場合には作動しません。高速道路や自動車専用道路を運転するときに使用してください。
  • ブラインドスポットインフォメーションは隣接する車線後方の検知エリア(見えにくい位置)に他の車両がいることを知らせるシステムです。二輪車等が検知範囲に入ったときなど、条件によっては正しく作動しない場合があります。車線変更や合流時には必ず目視やミラーなどで周囲の安全を直接確認して運転してください。
  • 誤発進抑制機能は、停車時や約10km/h以下で走行中、自車のほぼ真正面の近距離に壁などの障害物があるにもかかわらず、アクセルペダルを踏み込んだことにより、衝突するおそれがあるとシステムが判断したときに、エンジンやモーターなどのパワーシステム出力を抑制し、急な発進を防止します。
  • 後方誤発進抑制機能は、停車時や約10km/h以下で後退中、自車のほぼ真後ろの近距離に壁などの障害物があるにもかかわらず、アクセルペダルを踏み込んだことにより、衝突するおそれがあるとシステムが判断したときエンジンやモーターなどのパワーシステム出力を抑制し、急な後退を防止します。
  • 近距離衝突軽減ブレーキは、約2km/h~約10km/hで走行中、壁などの障害物に衝突するおそれがあるとシステムが判断したときに、ブレーキを制御し停止または減速することにより衝突回避や衝突被害の軽減を支援します。
  • パーキングセンサーシステムは、車両や周囲の状況によりシステムが正しく作動しない場合があります。システム使用時も直接目視で周辺の安全確認を行いながら運転してください。
  • 後退出庫サポートは出庫時の安全確認をサポートするためのものであり、衝突を防止するためのシステムではありません。後退時は、必ず目視やミラーなどで後方および周囲の安全を直接確認して運転してください。天候、積載荷重などの影響を受け、システムが正しく作動しない場合があります。
  • オートハイビームは、約30km/h以上で走行中に作動します。ハイビームとロービームの自動切り替え制御には状況により限界があります。必要に応じて手動で切り替え操作を行ってください。