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全日本スーパーフォーミュラ選手権 第5戦 in 岡山国際サーキット
2016年9月11日(日)

#16山本選手が6位、#41バンドーン選手が7位入賞


  • 天候:
    晴れ

  • コースコンディション:
    ドライ

  • 気温:
    33℃(15時00分時点)

  • 路面温度:
    41℃(15時00分時点)

9月11日(日)、岡山県美作市にある岡山国際サーキットで2016年 全日本スーパーフォーミュラ選手権第5戦のRace2公式予選と決勝レースが開催されました。

昨日に続き、中国地方は朝から好天となりました。午前10時50分に始まったRace2の公式予選は、上位10台で最終グリッドが争われるQ2に3台のHonda勢が進出し、#40 野尻智紀選手(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が1分14秒404のタイムで、2014年のフル参戦以来、初のポールポジションを獲得しました。Race1で初優勝を飾った#41 ストフェル・バンドーン選手(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)は3番手タイムを記録しながら、予選終了後のピット作業に関するペナルティを受けて6番グリッド、#65 ベルトラン・バゲット選手(NAKAJIMA RACING)が9番グリッドを獲得しました。

Race2決勝は、昨日のRace1と異なりタイヤ交換義務のある計51周で争われます。午後に入っても日差しは強く、午後3時で気温33度、路面温度41度とドライバーやタイヤに厳しいコンディションで決勝レースがスタートしました。

ポールポジションの#40 野尻選手は見事にホールショットを決めてトップの座を守り、レース前半をリードしました。
しかし、オープニングラップ直後にタイヤ交換する作戦を選択した数台のマシンが、コース復帰後に速いペースで周回を重ね、野尻選手が20周目にタイヤ交換し復帰した際には実質3位に後退します。さらに、他車のスピンによりセーフティーカーがコースに入り、全区間追い越し禁止となっている状況でピットアウト直後のマシンを追い越したために、ドライビングスルーペナルティを受け17位まで後退、その後順位を上げたものの16位でチェッカーフラッグを受けました。

Honda最上位は予選15番手からスタートし、オープニングラップ直後のタイヤ交換を選択した#16 山本尚貴選手(TEAM無限)の6位でした。#41バンドーン選手は7位、#11 伊沢拓也選手(REAL RACING)が8位でポイントを獲得しました。

2016年全日本スーパーフォーミュラ選手権の第6戦は、宮城県のスポーツランドSUGOで9月24日(土)に公式予選、25日(日)に決勝レースが開催されます。

Driver / Team Director / Project Leader Comments

山本尚貴選手

♯16 チーム・無限

ピットストップを序盤に行うか、中盤で行うかでスタート直前まで悩んでいましたが、今回は好スタートを決められなかった上、ポジション取りもうまくいかなかったので、自分の判断で早めにピットに入り、タイヤを交換しました。その後はペースで走れたので、6位まで挽回できましたが、今週末は全般的にクルマを良い状態に仕上げられず、上位入賞を逃す結果となってしまいました。
まだタイトル獲得のチャンスは十分残されていますが、タイトル争いよりもまずは速さを徹底的に追求し、残り2レースを戦います。

ストフェル・バンドーン選手

♯41 ドコモ・チーム・ダンディライアン・レーシング

今日はたくさんのミスがありました。
予選では赤旗からのリスタート時にブレーキ冷却用ファンの外し忘れがあり、3グリッド降格となったため、予選結果は3位だったにもかかわらず、6番グリッドから決勝に臨むことになりました。
スタートは今日も決まって4番手に浮上しましたが、レース戦略があまりよくなかったために7位に終わりました。1周目の段階では今日のウィナーよりも前方にいたので、この結果は残念です。
次戦が開催される菅生はタイヤテストで走行したことがあります。とてもいいコースなので、再び上位争いをできるように全力を尽くします。

伊沢拓也選手

♯11 リアル・レーシング

今回はスタートがうまくいったのと戦略がよかったおかげで入賞できました。と言っても結果は8位で、今回は2レース制なので0.5ポイントしか手に入りませんが、いまの僕には今後に向けた良い材料になると思います。
昨日の予選が思うようにいかなかったので、今日は違ったセッティングで予選に臨みましたが、いい結果は得られませんでした。ただ、同じセッティングでも決勝でのペースは悪くなかったと思います。
現状には満足していないので、次戦に向けてもっと速く走れるように努力します。

佐伯昌浩

Honda スーパーフォーミュラ プロジェクトリーダー

上位入賞が期待されていたドライバーに不運が起きる残念な展開となりました。全般的に今回も接戦で、セットアップさえ決まっていれば予選で下位に沈み込んだ選手も決勝でジャンプアップできるレースでした。
チャンピオン争いは、残り2戦となった現段階でもトップから10点以内に10名のドライバーがひしめく混戦で、タイトル獲得は十分に狙える状況です。
残る菅生と鈴鹿は、これまでもHonda勢がいい成績を残してきたサーキットなので、挽回できるように引き続き全力を尽くします。

Result

順位No.ドライバーマシンタイム
140野尻智紀DOCOMO DANDELION M40Y SF141:14.404
21石浦宏明P.MU/CERUMO・INGING SF141:14.656
341ストフェル・バンドーンDOCOMO DANDELION M41S SF141:14.712
43J.ロシターフジ・コーポレーション KONDO SF141:14.836
519J.P.デ・オリベイラITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF141:14.914
62国本雄資P.MU/CERUMO・INGING SF141:14.928
965ベルトラン・バゲットGREEN TEC/NAKAJIMA SF141:15.720
1464中嶋大祐GREEN TEC/NAKAJIMA SF141:15.463
1516山本尚貴TEAM 無限 SF141:15.547
1611伊沢拓也REAL SF141:15.652
1834小暮卓史DRAGO CORSE SF141:15.876
1910塚越広大REAL SF141:15.952

Starting Grid

No.選手/マシングリッド番号
40野尻智紀 / DOCOMO DANDELION M40Y SF144番グリッド
41ストフェル・バンドーン / DOCOMO DANDELION M41S SF146番グリッド
65ベルトラン・バゲット / GREEN TEC/NAKAJIMA SF149番グリッド
64中嶋大祐 / GREEN TEC/NAKAJIMA SF1414番グリッド
16山本尚貴 / TEAM 無限 SF1415番グリッド
11伊沢拓也 / REAL SF1416番グリッド
34小暮卓史 / DRAGO CORSE SF1418番グリッド
10塚越広大 / REAL SF1419番グリッド

No.41ストフェル・バンドーンは(Q2予選時)安全確認違反により3グリッド降格

Result

順位No.ドライバーマシン周回数タイム/差
12国本雄資P.MU/CERUMO・INGING SF14511:11'31.812
237中嶋一貴VANTELIN KOWA TOM’S SF14511.168
31石浦宏明P.MU/CERUMO・INGING SF14511.683
436A.ロッテラーVANTELIN KOWA TOM’S SF14515.267
519J.P.デ・オリベイラITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14519.490
616山本尚貴TEAM 無限 SF145111.519
741ストフェル・バンドーンDOCOMO DANDELION M41S SF145113.614
811伊沢拓也REAL SF145116.056
1110塚越広大REAL SF145122.458
1264中嶋大祐GREEN TEC/NAKAJIMA SF145124.856
1434小暮卓史DRAGO CORSE SF145126.475
1640野尻智紀DOCOMO DANDELION M40Y SF145142.405
1865ベルトラン・バゲットGREEN TEC/NAKAJIMA SF14501Lap
  • ポールポジションを獲得した野尻選手
  • ホールショットを決めた野尻選手
  • レース序盤をリードする野尻選手
  • リボルバーコーナーを駆け下りる野尻選手
  • レース序盤のタイヤ交換で順位を上げた山本選手
  • 第2戦岡山以来のポイントを獲得した伊沢選手
  • Race1に続きポイントを獲得したバンドーン選手
  • 最後尾から11位まで順位を上げた塚越選手
  • ライバルと激しい攻防を繰り広げる中嶋選手
  • レッドマンコーナーを攻める小暮選手

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