モータースポーツ > モースポ★ナビ > 鈴鹿サーキット50周年ファン感謝デー

鈴鹿サーキット50周年ファン感謝デー

モースポナビ

5万人の大観衆が伝説の再現に熱狂!

2012年3月3日、4日 鈴鹿サーキット

たくさんのファンが来場した鈴鹿サーキット。F1日本グランプリより多い!?

Hondaの原点。それは、自転車にエンジンをとりつけた一台のモビリティー(乗り物)でした。
そして、Hondaのモータースポーツの歴史は、1962年9月20日に開場した日本初の国際レーシングコースである「鈴鹿サーキット」とともに刻まれてきました。

さまざまなレースの開幕を控える3月3日、4日。鈴鹿でサーキット開場50周年を祝うファン感謝イベントが開催されました。

開放されたバルコニーから多くの観客が見守ります

ファン感謝デーの2日間の来場者は、なんと5万7千人にも上りました。
今季もモータースポーツに注目いただいている方がたくさんいらっしゃることを改めて感じさせるにぎわいとなりました。

歴代のF1マシンも鈴鹿サーキットを走行

F1、フォーミュラ・ニッポンなどのフォーミュラカーやSUPER GTなどのツーリングカー、MotoGPをはじめとする二輪レーサーなど、モータースポーツの歴史を飾ってきたマシンやドライバー、ライダーたちが一堂に会しました。

「フォーミュラ・ニッポン Round0」のスタート前

フォーミュラ・ニッポンのテスト走行、エキシビションレースには、アメリカのインディカー・シリーズに参戦中の佐藤琢磨選手も参加。大きな注目を集めました。

佐藤琢磨選手はスタートでトップに立ち、最終的に2位でフィニッシュ。初めてのマシンとは思えない走りに大きな声援が送られました。今季はインディカー・シリーズ終了後、10月に鈴鹿で開催されるフォーミュラ・ニッポン最終戦にスポット参戦する予定です。今日の好走でその日の活躍に期待が高まります。

今年、世界三大レースに数えられる「インディ500」に挑戦するといわれるアレジ氏

ハイライトはかつてF1のフェラーリチームなどで活躍したジャン・アレジ氏がロータス・ホンダのマシンでデモランしたシーンです。

パドックに戻り、充実した表情を浮かべるジャン・アレジ氏

往年の走りを見せたアレジ氏はピットウオールによじ上り、ファンの声援に応えました。

今年のインディ500にはHonda勢のライバルとして参戦するアレジ氏。佐藤琢磨選手とのバトルにも要注目です。

イベント終了後、記者会見に臨む佐藤琢磨選手

イベント終了後、大阪から来場された田中さん親子は、
「いろいろなマシンを見ることができていい一日になりました。夏にGTレースを観に来ようと思います」
「1980年代のマシンを見て、レースを見始めた頃の思い出がよみがえりました。感無量です」
「遊園地の乗り物が楽しかった。また来たいです!」
と感想を語ってくれました。

3月31日にはSUPER GTシリーズが岡山国際サーキットで開幕を迎えます。
今シーズン、みなさんと一緒にモータースポーツを楽しんでいきたいと思います。一年間、どうぞお付き合いください!