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2015年7月7日(火)、8日(水)

MuSASHi RT HARC-PRO.の高橋 巧が総合トップタイム

MuSASHi RT ハルク・プロ TOHO Racing with MORIWAKI au & テルル・Kohara RT F.C.C. TSR Honda Honda DREAM RT 桜井ホンダ ケーシー・ストーナー 高橋 巧 マイケル・ファン・デル・マーク カイル・スミス

2015年7月7日(火)、8日(水)・第2回公開合同テスト
会場:鈴鹿サーキット  天候:雨  気温:21℃

2015FIM世界耐久選手権第2戦“コカ・コーラ ゼロ”鈴鹿8時間耐久ロードレース第38回大会(7月26日決勝 以下、鈴鹿8耐)に向けた第2回公開テストが、7月7〜8日の2日間、三重県の鈴鹿サーキットで開催されました。

テスト初日は、午前・午後・夜間に合計3回の走行時間が設定されたものの、前日から降り続いた雨により、終日ウエットコンディションでの走行が強いられました。このような状況の中、Honda CBR1000RRを駆る24のHondaチームは、鈴鹿8耐決勝での雨天を想定したテストプログラムを精力的に消化し、周回を重ねていきました。

テスト初日に話題を集中したのは、2007年と2011年に2度のMotoGP世界選手権シリーズでチャンピオンを獲得したケーシー・ストーナー選手(オーストラリア 29歳 MuSASHi RT ハルク・プロ)。鈴鹿8耐テスト初参加とあって、多くの報道陣やファンが詰めかけました。ストーナー選手は、鈴鹿8耐のチームメートで全日本ロードレース選手権に参戦している高橋 巧選手(埼玉県 25歳)やスーパーバイク世界選手権に参戦しているマイケル・ファン・デル・マーク選手(オランダ 22歳)とともに、雨天のコンディションの中、精力的に走行を重ねました。

しかし、テスト初日は秋吉耕佑選手(福岡県 40歳 au & テルル・Kohara RT)がトップタイムを記録し、存在感を示しました。

テスト2日目は午前に2回(1回45分)と午後に1回(90分)の走行時間が設定されました。午前の走行時間は前日と異なり曇天ながらドライコンディション。しかし、午後には再び雨天という天気予報の中、ライダーたちは、時間になると争うようにコースに出て走行を繰り返し、ドライコンディションにおけるデーター取得を目指しました。このセッションではハルク・プロの高橋選手が、鈴鹿8耐で3勝を挙げている貫録を示し、トップタイムを記録しました。午後のセッションは、天気予報通り、再び雨となり、2日間のテストは終了しました。